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西「…A？！」
驚いてる西畑。
その手を引っ張って、また連れ出す。
「いきなり、
ごめん」
人目のあまりつかない場所に来て、
やっと
西畑の顔を見る。
「…ほんまに、自分勝手やけど、
謝りたくて。
西畑の気持ち考えてへんくて
ごめんなさい。」
頭を下げて謝ったら
西「…顔上げて」
そう言われた。
ちょっと
あげるのが怖くて
でも
西畑を見ると、
いつもみたいに、
笑顔で私を見つめた。
西「いきなりあんなこと言って
連れ去ってって、
まあ確実に女友達は出来ひんくなると思うけど、
せやけど、
Aのほんまの気持ちが伝わったで」
一言余計なのも、
いつもの西畑だ。
「…まだ西畑のこと…」
好き。
言い終わる前に
唇で塞がれた。
そして
何度も角度を変えてキスをする。
やっと離れたと思ったら
西「大好きやで」
そんなふうに
笑う。
西「…ずっと会ってへんかったから
まだもの足りひんわ」
と思えば
また
キスされて。
不意の男。
西「ちゅーだけじゃ足りひんかも」
「…っ！」
また耳を攻めてくる。
弱点やって知ってんのに。
「…ここ、がっ、学校やから！」
西「でも人こおへん」
「あっ、ちょっと…！」
太もものとこを
触れられて
思わず変な声が出た。
西「えっろー笑」
平「もっとやっちゃって〜！」
「紫耀…！！」
声がした方を見れば、
紫耀と、
廉と、
正門がいた。
西「お前ら人のイチャついてるとこ入ってくんなよ」
ちょっとホッとした。
…だってこのままだったら、
最後までいってたかも知らん…。
正「校内での行為は犯罪でーす」
平「懲役3日ー！」
短っ。
廉「…はいはい、離れて離れて」
不機嫌な廉が
私たちを離れさせた。
廉「…Aの弱点は、耳か〜」
ちゃっかり呼び捨てで、
そう言って
にやりと笑う。
西「廉さん、近いで」
正「さぁ
帰宅部復活ってことで、
ぱーっと行きますか」
収集がつかなくなりそうで、
正門がそう言うと、
みんな一斉に、
うぇ〜〜い！！！
って叫び出した。
…ここは男子校か。
続く (更新停止中)
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美広(プロフ) - 丈くん、まさにし、しょうれん（つまり関ジュ）が大好きで、西畑メインの作品を探していて、読みやすくてすごくいい作品だと思いました！更新、まってます！ (2023年5月9日 20時) (
レス) @page30 id: 0b2539d07f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LIKE√ | 作成日時：2017年4月22日 14時
