・YOU ページ48
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20XX年 12月17日
この日は朝からあわただしかった。
医務室で私は一人
これまでの人生を思い出していた。
妹と2人で遊んだ
楽しい幼少期。
男の子も女の子も楽しく遊んだ小学校低学年。
そして
すべてが壊れた
12歳のあの日-------。
母親は事件の後、謎の死。
父親は一人で私を育て-----。
2年前に交通事故で他界した。
愛する家族は
みな
----------天国にいる。
こんこん
ノック。
きた--------。
扉が開いて
教官が立っていた。
教官「チェ・・・医務官・・・。」
A「お疲れ様です。
どうかなさいました?」
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職員血液検査の結果が開示された。
私は
--------『殺人予備者レベルS』。----------
近い将来100%の確率で
無差別大量殺人を犯すホルモンが検出されたのだった。
教官「Sが出た人間は・・どうなるか・・・
君が一番知っているよな?」
速攻
『死刑』。
A「ええ。
で、
執行はいつです?」
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私の死刑執行は
12月31日と決まった。
私の身が滅びても
ミン・ユンギが『パンドラの箱』を作り上げ、
世界にばらまく。
私は
本物の刑務所へ移動することになった。
ジン「A!!!!」
補導される途中
背後からジンに呼び止められた。
ジン「教官!!!再検査を・・・
できませんか!!?」
ジン。
私はあなたが愛したチェ・Aではない。
ジンは詰め寄った。
ジン「お願いします!!!
この検査結果は少し前のもの・・・
今の彼女ならきっと・・・!!!!」
?
ジンは
小さなパソコンを教官につきつけた。
ジン「『パンドラの箱』!!
ミン・ユンギに編曲を依頼したこの曲こそ・・・
チェ医務官の心の潔白さを証明する確固たる証拠です!!!」
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作者名:life | 作成日時:2017年9月5日 14時