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・JM ページ5

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20XX年 10月2日。





「こら!そこ!手を休めるな!!」


















「すみません?」








クソ教官め。


いちいちうるせーんだよ・・・。









------


ここは
ある検査によって
将来


凶悪犯罪を犯す可能性が極めて高いと診断された



いわゆる





「犯罪予備者」が収容される施設。





「犯罪予備者更生施設」。









僕らは
ここを





監獄の一歩手前の
プレ監獄





------「プレカン」と呼んでいる。









僕の名前は パク・ジミン。


19歳。









僕がプレカンに来たのは

僕がまだ16歳の時だったから






もう3年になる。









教官「パク・ジミン!




グラウンド10周してこい!」







ジミン「・・・。」







教官「返事は!?」








うるせーんだよ…。









ちょっとトイレ掃除を手を抜いただけだったのに。



お前らは
なんの罪もない僕らを


あんな適当な検査で勝手に


犯罪者みたいに決めつけて








------こんなところに閉じ込めて







偉そうな顔してんじゃねーよ。









「教官!」









あ、









僕の天使が舞い降りた。









教官「!




また、





そんなギャルみたいな格好するなって言ったろうが、


チェ・A医務官!(汗)」









A「どこがギャルです?!



ただ黒い服着てるだけでしょ?








それより

今日はパク・ジミン君は朝から微熱があるんです。






今日は大目に見て





休ませてあげてください?」









実は僕は







この閉鎖空間の中で









密かに


A医務官に想いを寄せているんだけど・・・









そんなこと









言えるはずもなく。









A「教官、




今日は新しい人






連れて来ましたよ?」





教官「全く、


パク・ジミン命拾いしたな!








で、

新人は誰だ?」









A医務官はこっそり
僕を見て笑ってくれた気がした。









A「キム・テヒョン、19歳。







『殺人予備者レベルB』です。」

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作者名:life | 作成日時:2017年9月5日 14時

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