・YOU ページ37
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20XX年 11月30日。
検査室。
スーパーコンピュータをいじる。
莫大なデータ。
人間を「凶悪犯罪に導くホルモン、物質」の
全データ。
今日もたくさんの収容者のデータが送られてきて
解析を始める。
このデータマップを作って教授はすでに定年退職。
今、全てを管理するのはこの私だ。
チョン・ジョングク君。
彼の再検査結果は
------「陰性」だった。
それで先日
彼を釈放した。
陰性の人が出ると
ホッとする。
そんな毎日。
ジンが
言ってくれたように
こんな嫌な仕事
誰かに引き継いで辞めればいいことだ。
でも
失うものは無い私------。
「私にしかできない使命」
それを果たすまで
私はここを出ることもないし
------死ねない。
その
「使命」とは…。
コンコン
A「…!
はい?」
ドアノックして教官が入ってきた。
教官「チェ医務官。
前収容者のパク・ジミンが面会を求めて来ています。」
------!
ジミン君…
教官はニヤついた。
教官「今度はストーカーホルモンでも出てませんかね、彼(苦笑)」
A「馬鹿言わないでください。」
教官「冗談です。
どうします?
面会しますか?
断りましょうか?」
A「いえ。」
私は黒いコートを羽織った。
黒い服は
「喪章」------。
A「少しだけなら…。」
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作者名:life | 作成日時:2017年9月5日 14時