・YOU(※やや大人、閲覧注意!!※) ページ34
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20XX年 11月26日。
ジン「いらっしゃい!A!!」
久しぶりのジンの家・・・。
甘いアップルパイの香りをともなって
部屋の奥から
ぴょこんとジンが顔を出した。
ジン「ちょうどできたよ。
さ、食べよう?」
優しい彼。
冷酷で嫌われ者役の私の
トゲもダークもすべて
彼は好きだと言ってくれる。
テーブルに置かれた2人分のアップルパイ。
A「いただきます・・。」
懐かしい。
優しい味がした。
ジン「おいし?」
そう言って
私の口元についたジャムをそっとハンカチでとってくれる。
A「うん。おいしいよ。
なつかしい・・。
ありがとう?」
今夜はきっと
久しぶりに彼と肌を合わせるのだろう。
甘いお菓子で私をおびき寄せて・・・。
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A「ん・・・んッ・・///」
ジン「・・・は・・・は・・・////」
久しぶりに味わう
カレ・・。
深い深い口づけが続く。
ジン「・・・ぁ・・Aッ!」
これだけで彼はクラクラしているようだった。
ベッドの上でのディープキスの次に待っているのは
---------決まっている。
ジン「A・・癒して?」
いよいよか。
私はジンの首筋にキスをした。
ぶるっと震える彼のカラダ。
私は服を脱ごうとボタンに手をかけた。
ジン「あ、まって。
そうじゃなくて・・・。」
A「?」
ジンは枕をぽんとたたいた。
A「??」
ジン「今夜は・・・
えっち・・じゃなくて
イチャイチャしたいな。」
A「?!」
ジンは
気づいていた。
私が
全然幸せでないこと。
ジン「おいで?」
うながされるままに
私はジンと布団にもぐりこんだ。
懐かしい
ジンの香りがした。
ジン「ごめんな。
これからは、もっともっと
大切にするから・・。」
ジン・・・。
ジン「Aが抱いてほしいって思ってくれるまで
僕は
抱かない。」
!
そして
突然言われた。
ジン「A、
今の仕事
辞めたらどうだ?」
A「−−−−−−は?!」
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作者名:life | 作成日時:2017年9月5日 14時