・JM ページ26
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20XX年 11月21日。
昨晩、
赤札のミン・ユンギに呼び止められたせいで
僕は
Aさんのところへ会いに行けなかった。
朝礼。
相変わらず
黒い服を着て
すました顔で立っているAさんを見つけた。
朝礼が終わったちょっとのすきに
僕はAさんの元へ駆け寄った。
ジミン「おはようございます!」
A「おはよう。」
僕は急いで耳打ちした。
ジミン「ゆうべはごめんなさい。
収容者の一人につかまって、、、」
Aさんはチラリと周囲に視線を移した。
その視線の先には
------テヒョン?
テヒョンを
見ている?
A「気にしてないわ。」
綺麗な瞳と目があって
僕の心臓がうるさくなる。
ジミン「ごめん、、
今夜も
・・・
今夜は何があっても
------行っていいですか?」
Aさんの視線がまたそれて
その先の
テヒョン
と
テヒョンに駆け寄るジョングク?
あの2人
知り合いなのか?
テヒョン「グクー!!!!」
グク「テヒョン!大丈夫?!」
Aさんの視線が僕に戻ってきた。
A「今夜は
ダメ。」
!!
A「明日、卒業試験でしょう?
今度こそ頑張りなさい?」
!!!
ジミン「だからこそ!
今夜は、、、
会いたい!!!」
Aさんは
僕の胸を一発どんッとはたいた。
A「卒業したら、、、
この監獄の外で
会おう?」
もう一度言って。
A「ここはあなたのような優しい男の子がいつまでもいる所じゃない。」
ジミン「約束…
約束
だからね?!」
僕らをジロジロ見ている
テヒョンとジョングクが気になったのか
A医務官はさっそうと2人の方へ歩いて行った。
A「そこ!
それぞれの持ち場に戻りなさいッ!」
テヒョン「ほーい。」
グク「、、、。」
いつも通りの
厳しくも優しいAさんだったが・・・。
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作者名:life | 作成日時:2017年9月5日 14時