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・YOU ページ13

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20XX年 11月20日。



また新たな捕獲者。





チョン・ジョングク君。




まだ高校生だ。







この子、


再検査を逃れるため


逃亡していたらしい。









A「顔をあげなさい。」



グク「・・・。」








反抗的な目だった。







とてもきれいな顔をしているのに


ぞっとした。









A「どうして



逃げたの?」








グク「・・・。」







黙秘・・・でもする気かしら?









A「検査を受けるのが



怖かった?」





グク「・・・。」









A「何か答えなさい!」






グク「・・・。」








ジョングク少年はまだ未成年だ。







今回の「逃亡」はそこまで大きな罪にはならないだろう。







でも・・・








A「とりあえず、今すぐに検査を受けてもらって




それから処分を決めます。




いいですね?」









グク「俺は」








ついに口を開いた。








グク「俺はあんたも




この世界も








------大嫌いだ。」









A「・・・



私だって







嫌いよ。









-------こんな世界。」









するとジョングク君は

一瞬目を見開いた。









A「大丈夫。



さっさと検査受けて、



結果が悪かったとしても






きちんと訓練受けて






試験合格したら・・・









出してあげるから。」









ジョングク君は怯えた目をした。








A「私はここの医務官でもあるの。








何かあったら








相談においで。









力になるから。」







時計を見た。









時間だ-------。









A「じゃ、採血するから





一緒に医務室についてきて?」









ジョングク君は目を伏せたまま
おとなしく私の後をついてきた。

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作者名:life | 作成日時:2017年9月5日 14時

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