・・・ending ページ37
結局
妊娠はしていなかったのだけど、
わたしたちは結婚しました。
正確に言うと
実は
「事実婚」という形にしました。
なぜなら
彼のためでした。
いま
わたしは
--------とても幸せです。
結局
わたしの旦那様は誰か?
それは
言えません!(笑)
それは彼の将来がこれからだから。
はじめ
彼から
「結婚しよう!」って言われた時は
わたしのほうが反対した。
だって
彼はまだ学生。
もし
教員と結婚した、、とかなったら
それこそ
まだ変な目で見られちゃう世の中------。悲しいことに。
そして彼の夢。
---------実は俳優デビュー。
美青年な彼。
街で声をかけられて
いま
まさにチャンスをつかみかけていると知った。
まだ若い彼にとっては結婚は大きな欠点になる。これも世の中の厳しさ。
だけど
彼は
こんなわたしのそばにいるって約束してくれた---------。
彼の覚悟に
わたしの心も決まり
「はじめて」
彼にあげた---------。
揺れ動いていたわたしの心が
ようやく
安らかになった。
いろんなことがあった。
わたしは
一人なんて選べないって思っていたけど。
やっぱり
最愛の人と出会った。
それは
エゴでも
名誉でもなく
すべて失ってもわたしを愛してくれる人が出てきたから
----------選べたと思う。
10月。
わたしたちは新居に引っ越して同棲を始めた。
------------時刻夜8時。
彼が帰宅して
わたしはその笑顔が
嬉しくて。。。
A「おかえり、○○。」
○○「!!声!!!」
A「!!!あ!!!」
わたしの声
急に戻ってきた-------。
すべては彼のキャンデイハート。
わたしのハートをとかした彼の味。
魔法の味。
わたしは大好きな彼と
彼の夢と共に
これからも生きてゆく。
【おわり】
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作者名:life | 作成日時:2017年7月18日 12時