sweet10 ページ11
Aが言葉を失って1週間が過ぎた。
俺
心配で
毎日
部活、
バイト、
終わって遅くなった日も
Aのところに行った。
Aは少し元気になってきたみたいだけど。
相変わらず声がでなくて
俺たちは
筆談したり
メールしたり
---------触れ合ったり。
それで会話をした。
Aの身に突然起こったこの出来事が
俺のせいだとしたら
俺
どーすりゃいい?
無い頭、
必死に絞って考えた。
俺はAを抱きしめてあげた。
Aにたくさんたくさん
あいしてるって言った。
でも、
Aの声は
きこえてこない。
このままずっと
二度と
聞けないのか?
-------------------
A「!
ぁ、、、は、、、、。。。」
俺は
Aとベッドの中にいた。
ふたりとも風呂上がりで。
髪は濡れたまま
バスローブに身を包んで
力なく
ベッドに横たわっているA。
とても
惨く見えて
シちゃう勇気はでなくて(汗)
あいかわらず
光の無い目をしていて。
そのまま俺もAの隣に横になって
小さく音をたてて
Aの頬や
首筋、
唇に
キスを落としていった-----。
Aが
戻ってこないか?
切望しながら。
俺がふれるたび
Aは幸せそうに笑うんだけど
やっぱり
言葉が出てこなかった--------。
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作者名:life | 作成日時:2017年7月18日 12時