黑【CS集】 (ページ32)

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【SV】

一人称：わたし
二人称：きみ

声質：小鳥の囀りのように高く、可愛らしい声をしている。声を張るのは苦手なのか常に一定のトーンを保っていたり、小声だったりする。拷/問の際には冷たい声を出すことも。

「お顔合わせは初めて、……だよね。ふふ、わたしは篠宮ひより。こんな学生だけど、黒い羊の首領なんだよ。あ、今、嘘だって思ったでしょ？ふふ、本当、本当。きみたちみたいに前に出て戦うわけじゃあないけど、裏で手は染めてるし、きみたちの行動を決めるのもわたし。下手したらきみたちより頭はいいんじゃないかな～？舐めてかかったらきみ、死ぬから。そこのとこよろしくね。好きなように呼んでくれていいよ、首領でも、篠宮様でも、ひよりでも。」

「……はぁ、K-9(政府の狗)も、レジスタント(反乱者ども)も、これまた面倒なことを仕掛けてきたね……。さぁて、どうすればベストであいつらを退けられるかな。構成員(あの子)たちなら、わたしからの命令に背かないし、背けないだろうけど、無駄な死者は出したくないからな～～、ん～～……。」

「え～～、今から学校なんだけど。作戦考えろって言われても……偽装のために行ってるのに、休んで違和感を持たせたら、元も子もないでしょ？普通に考えればわかる事、わたし、部活にも委員会にも入ってなくて早めに帰れる方なんだから。それまで幹部(きみ)たちで頑張って考えてみてよ、わたしの案とどちらが優れているかな？」

「なんでわざわざ黒い羊(うち)にスパイを仕掛けるのかな～。はい、わたしからの質問ね。きみの雇い主は誰か、どの目的でスパイをしているのか。そこのところ教えてもらえないと、やり返そうにもやり返せないからさ。あと10秒以内に言って。言わなかった場合、何されるかくらいわかるよね？ ……あ、殺しはしないよ。情報を吐くまでは、ね。自死も禁止」

「ねえ、わたし飽きた。作戦練り飽きたし、書類も書くの飽きた～～。たしかに先代は父さまだけど、だからってわたしが首領になる必要なくな～い？確かにわたしが周りと比べて一回りも、二回りも優れた頭脳を持っているのは知っているけれど、学生だよ！？ JKだよ！？こんな世界で、こんな立場だとしても、少しくらい楽しみたいじゃない」

「愚痴ばっか、噂でわたしの悪口言ってるの知ってるからね？別に、悪口ぐらい誰でも言うものだし、構わないんだけどさ……ほら、マクラノソーシ？っていうの書いた人も言ってたし、仕方ないよね～～。でも、言うなら正々堂々にしてよ。不満があるなら言うか反乱するかしな？反乱したらきっとみんな許さないけど」

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