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それから3人でボーリングして、今 カラオケに来ている。

直樹がトイレに行っている間に、飛貴が話しかけてきた。

「 瑞稀くんさ…兄貴に何か言われた?」

『 え、、何のこと?』

「 いや…何だか、避けられてる様な気がしてたから…」


直樹は、飛貴になんて伝えていたのだろう?

この様子だと特に何も伝えてなかったのかな?


『 やだな、別に避けてないよ。俺も忙しかったし、お前も受験勉強で忙しいかなって思ってたから。』

「 ふーん、そっか。よく遊んでる先輩がいるみたいだもんね。」

『 え、、何、先輩のこと直樹に聞いたの?』

「 うん。 別に俺は聞きたくないんだけど…聞いてもないのに話してくるなんて、俺への牽制のつもりなのかもね。」


牽制?
それってどういう意味なんだ?


「 兄貴は…やっぱり血が繋がってるからかな。俺のこと…何か感じるものがあるのかもしれない。」

『 何の話? 牽制ってどういう意味?』

「 ううん、何でもないよ。 あっ、兄貴 戻ってきた。」

そこで、飛貴との会話は途切れてしまった。

飛貴?
お前は、何を考えてるんだ?


やっぱり直樹とギクシャクしてるのか?

直樹はもう大丈夫だと言ってたけれど…

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作者名:wawa | 作成日時:2019年7月9日 9時

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