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『 そっか。たまには、また3人で遊ぼうよ。』
「 そうだね。瑞稀くんも、飛貴に会ってないし、気になるよね。」
『 え、、うん。それもあるけど…お前と飛貴のことが、心配で。』
「 え、、俺と飛貴が? 大丈夫だよ、別に喧嘩してる訳でもないし。」
『 そう…ならいいんだけど。』
「 心配かけてゴメンね。そうだ、今度の週末は3人で気晴らしに出かけない?」
『 うん、いいね! 楽しみにしてる。』
週末になり、久しぶりの3人でのお出かけ。
飛「 瑞稀くん! 久しぶり! 会えるの楽しみにしてた。」
満面の笑みでニコニコしている飛貴。
『 久しぶり。元気そうで良かった! 俺も会えて嬉しいよ。最近、忙しいんだろ?』
飛「 まぁね… でも瑞稀くんと遊べないほど忙しいわけじゃないんだけどね。」
『 そっか。遊びたい時はいつでも連絡してよ。受験勉強の気分転換に付き合うからさ。』
飛「 ほんと? ありがとう、瑞稀くん。」
「 あのさ…俺もいるってこと忘れないでよね。」
飛「 あれ、兄貴、いたんだ。」
「 さっきからずっといるだろ! もう、さっさと行くよ。」
いけない…
また甘やかしてるって思われたかな?
『 直樹、待ってよ! ごめん、、俺、また、、』
「 いや…いいんだ。俺の方こそ、いろいろゴメンね。もう大丈夫だから。」
そう言って笑顔を見せる直樹。
良かった…もう不安になることはなくなったのかな?
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作者名:wawa | 作成日時:2019年7月9日 9時