検索窓
今日:10 hit、昨日:24 hit、合計:37,443 hit

56 ページ26

.




----------------------------



マサイ「A、運動出来んの?」


A「マサイよりは出来る!」


マサイ「おい!馬鹿にしたな?」


追いかけてくるマサイから逃げる



何かあった時のために体力をつけようと体は動かしてきた


シルク「おー本当に動けるじゃん」


A「シルクほどじゃないけどね」


モトキ「シルク、同じ人種じゃないから(笑)」


シルク「誰が猿だよ(笑)」



少し上から見渡す



あいりは子ダホくんとンダホくんと幼児向け遊具で遊んでいた



マサイ「ちょ、ここ小さくて体痛い。あっち行こう」




指さされたのは高台にある縦に長いアスレチック



シルクとモトキが軽々と登っていく


マサイも何とか登った


モトキ「いける?」

首を縦に動かすと

足をかけた。


地面と直角に上へと伸びるハシゴはロープが備え付けられている


体力あっても筋力は無いんだよなあ



あとちょっと。

腕がプルプルしてる


上から3人が覗き込む

マサイ「大丈夫か?」

A「腕パンパン(笑)」




ハシゴの途中で休憩を兼ねて止まる


シルク「無理すんなよ?」




そう言ってシルクが手を伸ばす



この手を取れたらどんなに良いか。


こんなに悩まなくて済むのに



そんなことを考えついぼんやりと眺めてしまう


シルク「A?」


A「あ、…大丈夫、自分で登れるよ」


半分嘘で半分本音。


シルク「負けず嫌いだな(笑)」


モトキ「頑張れ〜!」

マサイ「漢気あるねえっ!」



…漢気あっても嬉しくないんだけど


みんなの声援を受け、力を振り絞ると、ようやく登り切る



シルク「お疲れ。立ってみ、気持ちいいよ」


頂上で横に並んで立つと木々は足下にあり一面を見渡せた


遮るものがないからか、爽やかな風が吹き心地よい


思わず目を閉じ深呼吸する



学生の頃からよくベランダに出ては風に当たっていた

自然に触れてる瞬間は嫌なことが薄れていく気がする




ンダホ「おーい!」

聞き覚えのある声に目を開けると遠くに手を振りながら歩いてくる姿が見えた


合流するとシルクが指揮をとる

シルク「よし、続き撮るか。A、視聴者目線の意見ちょうだい(笑)」




A「えっ、急に?(笑) んーシルクが強すぎるイメージあるから負けそうなのも面白いかも」



ンダホ「ハンデ有りでvsシルクにしてみるか!」






再度撮影が始まったので子ダホくんとあいりと別の遊具へと向かった






----------------------------

57→←55



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (34 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
146人がお気に入り
設定タグ:フィッシャーズ , Fischer&039;s , シルクロード   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みーみ。 | 作成日時:2022年9月18日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。