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A「めちゃくちゃ面白かったありがとう」
ようやく落ち着きを取り戻した私は目の前で片付け作業をしているメンバーに声をかけた。
ダーマ「Aが見てるとやりにくかったわ〜」
A「一応ゲストで呼ばれたんですけど！」
ふざけながらリビングに戻る。
シルク「じゃあマサイ編集よろしくな」
マサイが軽く手を挙げる。
ダーマとモトキはマサイのゲームを勝手に立ち上げて遊んでいた。
ンダホくんはそれを鑑賞中、ザカオくんは帰る準備をしている。
…え、なにこの自由時間。私放置なの？
気ままに過ごす光景に戸惑う。
シルク「A、行くぞ。」
唐突にシルクに呼ばれ振り返る。
A「え、どこに？」
シルク「メシ。」
そう言えばお腹空いたな、とシルクの言葉で思い出す。
存分に笑ったおかげで朝胃の中に放り込んだパンはとっくに消えていた。
隣の家から来たとは思えない大きなリュックを背負って玄関へ向かうシルクのあとについていく。
…あれ、みんなは？
A「みんな置いてっていいの？」
私に続くと思っていた足音は全く聞こえない。
シルク「あいつらさっきまで食ってたからなあ」
え、じゃあ2人？
少し緊張が走ったのを感じた。
男性と2人でご飯なんてほとんど経験がないから身構えてしまう。
でも
シルク「なに、俺と2人はだめ？(笑)」
いつも暖かく迎えてくれてるのに、だめなわけない。
それにシルクなら大丈夫。そう思えた。
別に触られるわけでもないしね。
A「んーん、ダメじゃないよ」
悟られないように応えると、
んじゃ行こ、と笑うシルクと家を後にした。
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作者名：みーみ。 | 作成日時：2022年9月18日 22時
