385話 ページ5
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ウィーン
『!
2人ともおかえ…』
2人の目の下には涙の跡があり、私はそれを見て言葉を詰まらせた。
キルア「A…センキュな
さっきの言葉の意味、やっと分かったよ」
キルアは微笑むと、アルカちゃんの肩を寄せた。
『何で私に礼を言うのさ
自分で気づいたんでしょ?
私は感謝されるような事一つもしてないけど?』
悪戯な笑みを浮かべてキルアを見る。
キルアは苦笑いをして口を開いた。
キルア「"本当にそれでいいの?"って、俺が何を考えてたのか分かってて言ったんだろ
俺、ホントにバカだったよ」
『……ん!
こんな可愛い妹滅多にいないんだから、大事にしなよ!』
キルア「ああ」
そう言って微笑むキルアを見て私は頰を赤らめた。
.
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『あ"ぁ〜〜‼‼
キツイ〜〜〜‼‼』←
私は、キルアとアルカちゃん
それと、
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ゴン「もう少しだよ!
頑張って、A!」
すっかり元気になったゴンと山道を歩いていた。
ゴンはいつもの明るく、光のような笑顔で私の手を引く。
『はぁ…
やっと着いた……』
ザァァ…
突如、強い風が吹く。
私は髪を耳にかけて、目の前にある景色を見た。
キルア「うお〜!たっけェ〜!」
青い空に白い雲…
そして、世界樹
キルア「さすが、世界最大の木!」
私達は世界樹を見てから、色々な所をまわって沢山遊んだ。
温泉饅頭を食べたり
写真を撮ったり
色々な場所を見学したり…
ガイドさんがなんか話してたけど全然聞いてなかったや←
キルア「じゃ、俺達はここで」
ゴン「うん」
『気をつけてね!』
ゴン「うん…
キルア、A
色々ホントにありがとう!」
一瞬切なそうに眉を寄せたと思えば、笑顔でそう言うゴン。
それはこっちのセリフなんだけどね
『うん!』
キルア「まーー
目の前で「俺1人で倒すから」ってハブられたり?
「お前関係ねーから」って言われた時は
相当、オチたけどなーー‼」
ゴン「うぅ〜…ホントにごめんよ〜…」
呆れたようにゴンを見下ろすキルアと、ガックリと申し訳なさそうに顔を下げるゴン。
アルカ「お兄ちゃん!」
キルア「♪」
私はその会話を聞いてあっははは‼と大声で笑った。
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餅米クン - もちろん!! (2019年4月23日 16時) (レス) id: 5fdbb74938 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - 餅米クンさん» ありがとうございます!!これからも応援よろしくお願いしますっ!! (2019年4月23日 7時) (レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
餅米クン - 主さん!!もう最高な小説をありがとうございます!!更新頑張ってくださいッッ!!楽しみに待ってます!! (2019年4月22日 22時) (レス) id: 5fdbb74938 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - 三日月さん» ありがとうございます!実は、私の中での「フェイにされたい事」ランキングの一位が 頭ポン でして…笑 三日月様のコメントにいつも感動させてもらってます!!これからも応援よろしくお願いします! (2019年4月21日 23時) (レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
三日月 - 今日久しぶりに見たら……、また更新してるぅ!今最初から再度読み返してて、フェイの頭ポンのシーンでなきかけましたぁ!こんな小説つくるなんて天才!これからもこの三日月、応援させていただきます! (2019年4月21日 22時) (レス) id: f8539acb6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゃーぺん@彩 | 作成日時:2019年4月18日 0時