23話 ページ31
2日間更新できなくてすみません(汗
修学旅行でした…
楽しかったです…←
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チュン、チュン…
小鳥の囀りが聞こえ、私は目を覚ます。
『………なんだか…懐かしいなぁ』
母上がまだ優しかった頃は、怒号なんかじゃなくて……小鳥の囀りで起きてたな
『……おはよう』
私は窓にとまっている小鳥に指を差し出す。
パタパタ
『…!』
小鳥は私の指にとまり、私を見つめた。
自分で指を差し出しておきながら「どうせとまらないだろうけど」と思っていたので少々驚いた。
『……ふふ』
キィ…
『⁉』
突然扉の音が聞こえ、咄嗟に振り向く。
キルア「あ…ワリ」
少し頰を紅潮させながら何故か私に謝るキルア。
『え、なんで謝るの?てか"絶"してたでしょ』
キルア「あー…うん…///」
『⁇?』
謎に照れてるキルアを横目に、小鳥を空に放つ。
キルア「お前ってさ…毎朝そんな事してんの?」
『そんな事?……ああ、小鳥のこと?』
キルアは「ああ」と頷き私に近づく。
『昔…いつも小鳥の囀りで起きてたんだ
それがなんだか懐かしいなぁ…って
それからは母上の怒号で起きるようになって、小鳥なんて気にしてる暇無かったけどね
でも、キルア達に救われてからはそんな過去も良い思い出になっちゃった』
てへ、と笑う私にキルアは「お前なぁ…」と笑いながら溜息混じりに呆れる。
キルア「あの時…」
『ん?』
キルア「お前が俺ん家来た時にさ、俺に
「私のことどう思ってる?」って聞いたろ?」
『あー……、そんなこと聞いたね
確か…
最終試験でキルアが「ゴンとAと友達になりたい」って言った時に思ったんだよね
今まで私達のこと友達だって思ってなかったのかなーってさ
だからキルアに思い切って聞いたんだっけ』
キルアは眉を寄せながら「ああ」と苦笑いをする。
キルア「そん時は「そういうの分かんない」って言ったけど
今ならハッキリ言えるよ」
私の隣に座り、目をしっかりと合わせて口を開くキルア。
キルア「お前は、最高の友達だ
A、ゴン、クラピカ、レオリオ
お前とアイツらには、感謝してるよ
センキュな」
『…〜〜っ』
嬉しくて
言葉が出なくて
ただ微笑んで、キルアを見つめることしか出来なかった。
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餅米クン - もちろん!! (2019年4月23日 16時) (レス) id: 5fdbb74938 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - 餅米クンさん» ありがとうございます!!これからも応援よろしくお願いしますっ!! (2019年4月23日 7時) (レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
餅米クン - 主さん!!もう最高な小説をありがとうございます!!更新頑張ってくださいッッ!!楽しみに待ってます!! (2019年4月22日 22時) (レス) id: 5fdbb74938 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - 三日月さん» ありがとうございます!実は、私の中での「フェイにされたい事」ランキングの一位が 頭ポン でして…笑 三日月様のコメントにいつも感動させてもらってます!!これからも応援よろしくお願いします! (2019年4月21日 23時) (レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
三日月 - 今日久しぶりに見たら……、また更新してるぅ!今最初から再度読み返してて、フェイの頭ポンのシーンでなきかけましたぁ!こんな小説つくるなんて天才!これからもこの三日月、応援させていただきます! (2019年4月21日 22時) (レス) id: f8539acb6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゃーぺん@彩 | 作成日時:2019年4月18日 0時