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キュン死注意報 ページ42

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ヒソカがこの場から去った後、
私も天使達の所へ向かおうと足を進めたその時






ベッッシィィ‼‼



『痛ッッた‼は??マジどこのどいつだよヒソカ's handを汚した野郎は』
「俺だけど何?」







蹲りながらキレまくっていた私はその人物の声と匂いを嗅ぎ、まさかと思い顔を見上げる。








『なんだ天使かぁああああ‼‼』


「グフッ‼」






キルアの体に思いっ切り飛びつき、頰と頰を擦り合わせる。






『キルたんなら許す♡』


「たんやめろ‼てかキモい‼離れろ‼‼」←






と、さり気なく私の頭を撫でてからプンスカと歩みを進めるキルア。






……え?今の何??






『……あ‼まさか嫉妬⁉』




「っ!」







分かりやすく肩を跳ねらせるキルアに、私はププー、と口元に手を添えて、もう片方の手でキルアの頰を突く。







『あっrrrれ〜〜?キルたんまさかのず・ぼ・し?♡


かーわーいーいー‼///』←






「……〜〜〜ッッ‼///









あぁもううぜェな‼」







すると次の瞬間、キルアに体を押されそのまま背中が壁に付く。






突然の事に、私は驚いてその場にへたり込みながらキルアの顔を見つめた。






…壁どぅん…だと⁉




ハンター試験の時と違うのは、
後ろが木ではなく壁だという事と、目線がキルアと真っ直ぐ合っているという事。







『………オコッタ?;;;』




「…あぁ、お前が思ってる以上にな」







キルアは私の手首を壁に押し付けると、









.









ズイッ









.









『………、っ…?』







本当に驚くと声が出ないというのはこのことか。





キルアと私の鼻先同士がくっついている。

そしてキルアの瞳はしっかりと私の眼を捉えており、何故か目を逸らすことができない。








「………なぁ、俺だって男だぜ?






だから"可愛い"って言葉が漏れて来る、
お前のそのうるせー口を塞ぐことなんて簡単」






『……へ…ぁ』







キルアは私の頰に片手を添えると、ニヤリと笑って耳元で囁いた。








「顔真っ赤にさせんのも、今思えば楽勝だな」








力が抜けて。





ズルッ、と全身がずり落ち、そんな体を肘で支えられるほどの力も出てこなくて。









「…やった、俺の勝ち」









そう言って嬉しそうに口角を上げるキルアを、ただ見つめることしかできなかった。

そうだ、◯mazonで滑り止めを買おう!→←私のボケについて来れるか?



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しゃーぺん@彩(プロフ) - みだきーさん» 完了致しました! (2019年12月5日 21時) (レス) id: 29f36bfc35 (このIDを非表示/違反報告)
みだきー - 出来たら報告お願いします。ごめんなさい何から何まで、、、 (2019年12月5日 20時) (レス) id: 0fe45877da (このIDを非表示/違反報告)
みだきー - ありがとうございます! (2019年12月5日 20時) (レス) id: 0fe45877da (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - みだきーさん» そのお言葉、とても嬉しいです!では、短編集の方に載せておきますね!私、読者様の為ならいつでもここへ飛んできますので、また何かありましたら気軽にお申し付けください! (2019年12月5日 18時) (レス) id: 29f36bfc35 (このIDを非表示/違反報告)
みだきー - すごくおもしろいです!前作とはまた雰囲気が違いますね!お願いがあるんですが、プライベートが大変なのは分かっていますが、幸福と不幸のアッチ系の短編集にとべるようまたしていただけないでしょうか? (2019年12月5日 17時) (レス) id: 0fe45877da (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しゃーぺん@彩 | 作成日時:2019年10月15日 7時

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