暗殺教室卒業後、公安警察官になった山田です。【男主】

第二十一話 ページ23

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「ハイハット、貴方やるのね」


「い〜え〜、そんなことあります♡」


「素直なのね、嫌いじゃないわよ」



動揺を隠すので精一杯の山田です。

あの赤髪の男、絶対業だ。

目が合った…気がする。

業の事だから、後を追ってくるかも知れない。

…早く、組織に戻らなきゃ



「ベルモットさん！俺が車運転するので、早く帰りましょ♡」


「えぇ、そうね」



業が来る前に、そう思いながら車を運転した。

高級車だからこぇぇぇぇ



「…今日のミスは、見逃してあげるわ」


「……ミス？なんのことですか？」


「ふふ、とぼけちゃって。いいわよ、そういう事にしといてあげる」



流石プロ、バレてるか

でも、どうして見逃してくれるんだろう…。



「今度、カクテルでも飲みましょう」


「えぇ、喜んで♡」



…カクテル、か

そう言えば僕のコードネームのハイハット

バーボンウイスキー 45mlにレモンジュース 15ml、チェリーブランデー 10mlで作るんだよね

作り方は材料と氷をシェイカーに入れてシェークして、シャンパングラスに注いで出来上がり

降谷さんの補佐に相応しいコードネームだなぁ

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