暗殺教室卒業後、公安警察官になった山田です。【男主】

第二話 ページ3

カタカタカタカタ

あ、おはようございます。

四徹目の山田です。

あと二行でまとまります。

カタカタカタ、カタｯ

うおっしゃぁぁぁぁｯ！終わったぁぁぁぁぁぁｯ

喜びと共にコーヒーを飲み干す。

終わったので降谷さんのディスクへと持っていく途中

殆どの人が机に伏せて寝ていた。

あぁーあ、いいな。羨ましいな

僕も寝たいな。

……早く置いてこよ。

降谷さんの机にはたくさんの書類やら資料やらで溢れかえっていた。

え、これ置けないじゃん。

この状況を頭の中で整理し、働かない頭をフル回転させながら導き出した答えは

僕が片付けなきゃいけない

おいおい、四徹目にはキツいぞこれは



「………やりますか」



今日初めて喋った言葉はこれでした。

はぁ、もうヤダ

帰りたい。

こんな思いは誰にも届かず、黙々と片付けた。

やっと片付け終わったらまとめた資料を机に置き、開放感と共に自分のディスクに戻り

上着を取り、鞄を持ち、自分の愛車へと向かった。

帰れる、やっと帰れる。

この言葉が頭の中を埋めつくした。

十分から十五分かけて自宅に帰り、部屋着に即着替えて布団に飛び込んだ。

あの魔法の言葉と共に、俺は深い眠りに付いたのだった。



「…おやすみなさい……」

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