暗殺教室卒業後、公安警察官になった山田です。【男主】

第十七話 ページ19

「はじめまして！ハイハットです！よろしくお願いします♡」



はい、この自己紹介をした山田です。

反吐が出そうです。

今日から組織に潜入すると言うことで、キャラを作った方がいいと何かを悟った瞳で降谷さんに言われました。

演技は茅野ちゃんに教えて貰ってたからできるけど、こんなんやってたら精神持たないようん



「てめぇが新入りか」


「はい！ハイハットです♡」



やめて、そんな瞳で見ないで

死んでしまいます。



「ちょっとでも怪しい行動してみろ。すぐ始末してやる」


「えぇ〜、怖いです〜」


「大丈夫ですよ、ジン。彼は僕が見込んだ人材ですから」


「チッ…、行くぞ。ウォッカ」


「へい、兄貴」



………はぁぁぁぁぁ、怖かったぁぁぁぁぁぁ

僕の心臓持つかなぁ…



「あら、貴方がバーボンが呼んだ新入りかしら？」


なんか綺麗な人来たぁ…


「えぇ、そうですよ。ベルモット」


「へぇ…、入って早々コードネームを貰うなんてね。貴方にはどんな力があるのかしら」


「ハイハットです！よろしくお願いします♡そんな大層な力なんてないですよ♡」


「あら、そんなんじゃここではやっていけないわよ？」


「ふふ、どうでしょうね♡」


「はぁ、いい加減にしてください。ハイハット、なんで貴方はそう喧嘩腰なんですか」


「えへ、ごめんなさぁい！」


「…気に入ったわ。貴方、今日の任務は私についてきなさい？」


「いいんですか？やったぁ♡」



え、嫌ですやめてください

でもそんな事言えないんだよね。畜生

第十八話→←第十六話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す