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第十六話 ページ18

誰もいない一室に佇む二人

降谷零は相手が動くのを待つ

どんな攻撃を繰り出してくるのかを見極めている。

一方山田Aは目を瞑って俯いていた。

何も考えず、ただただ

立っていた。



「(…なぜ動かない?これも作戦なのか?それにしても隙が多い。これじゃあいつでも攻撃できるぞ)」



そう思いながら構えていたが、見ていたはずなのに目の前の山田が消えていた。



「なっ!?」


「隙、あり過ぎですよ」



いつの間にか、降谷の後に周り

肩を掴んでいた。



「…お手合わせ、ありがとうございました」



笑顔で肩から手を離す山田を見ながら、降谷は少々怯えていた。



「(いつの間に!?俺は確かにあいつを見て…!?)」


「あ。僕、ずっと降谷さんの前を歩いていましたよ?」



思わぬ発言に降谷は言葉が出なかった。



「(歩いていた?いや、そんはずはない。あの一瞬で姿を眩ましたんだ。俺が見ている目の前で)」



降谷は山田への好奇心を抑えることができなかった。



「…あの一瞬でどうやったんだ?歩いていた?俺はお前が瞬間移動したようにしか見えなかったが」


「ただ、気配を消しただけですよ」


「(気配を消した?いや、それだけじゃない。あいつは殺気も消していた。…あんな高度な技術、どこで…?)」



山田には謎が深まるばかりだった。

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yu-kun(プロフ) - もちさん» もち様のお好きなように捉えて頂ければ幸いです!コメントありがとうございます! (2021年2月3日 23時) (レス) id: 60a3e99319 (このIDを非表示/違反報告)
もち - 隠れ最強? (2021年1月24日 22時) (レス) id: 593f0591d1 (このIDを非表示/違反報告)
yu-kun(プロフ) - ぴのさん» キャー本当だ!!!教えてくださってありがとうございます!コメントありがとうございました! (2019年2月20日 17時) (レス) id: 9925cbfb05 (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - 36話で後半村松が松村になってました。あと37話もです (2019年2月20日 17時) (レス) id: 5f84d6c253 (このIDを非表示/違反報告)
yu-kun(プロフ) - アポぱーいさん» すみません、腐り気味と書いてあるのですが完璧にBLにするつもりはないんです(-ω-;)風見さんのはちょっと夢主が成長してほしくてキスの表現にしてしまいました(>_<)番外編の方はもう腐ってるんで宜しかったらそちらも…コメントありがとうございました! (2018年12月16日 16時) (レス) id: 9925cbfb05 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:yu-kun | 作者ホームページ:http  
作成日時:2018年7月29日 20時

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