検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:6,387 hit

番外編:Story in the past(SIDE無し) ページ7

―――これは、クリスマスの数日前のお話。





「はぁ?Aにプロポーズするときに何て言えばいいかぁ?」

「あぁ!!どうすればいい、セナ!!」

セナと呼ばれた青年は溜め息をつく。

「そんなの、自分で考えればいいでしょぉ?それに、そんな事で俺を呼ぶの辞めてくれない?」

「でも、いざプロポーズするとなると何て言えばいいか分からないし…!セナはそういうの知ってそうだから、教えてくれ!!」

「そういうの知ってそうって…王さまは俺の事どう思ってるのぉ?」

「恋愛のプロフェッショナル」←

「え」

予想外の返答に間抜けな声を出してしまう瀬名。いきなりそんな事言われると誰だって変な反応になってしまうだろう。

(恋愛のプロフェッショナルって…俺、彼女とか作ったこと無いんだけどぉ。まぁ―――――)



‘このバカップル(レオとA)くっつけさせたの俺だけどねぇ。’

ふとレオとAの付き合ったばかりの事を思い出す。
あの頃は手を繋いだりキスしたりするのにいちいち俺に相談してきていた。それを思うと、

――まさか、プロポーズまでいくとはねぇ。


思い出に浸っていると、レオがAに告白する時に瀬名自身が言った言葉を思い出す。


「――王さま。王さまが告白した時に俺が言った言葉覚えてる?」

「あぁ、『自分が伝えたい気持ちをそのまま相手に伝えろ』だろ?」

「そう。――あの時みたいに今回も自分の気持ちをそのまま相手に伝えたらぁ?Aだってその方が嬉しいと思うよぉ?」

「…そっか!有難うセナ、そうと決まればこれから指輪買ってくる!!わはははは☆」

「あ、ちょっとぉ!…たくっ。ホント、世話のかかる王さまだよねぇ。……でもまぁ、」






‘頑張ってよねぇ、王さま。’









そのクリスマスの夜、夜遅いにも関わらず、レオから電話がかかってくるのはまた別の話―――。







番外編❈FIN❈


――――――

取り敢えず、せないずとレオ君を絡ませたかっただけです。
なんかせないずからお兄さん臭が漂ってる…(笑)

番外編2:Story in a year later→←。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (13 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
6人がお気に入り
設定タグ:あんさんぶるスターズ , あんスタ , 月永レオ   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:月長石 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2017年12月2日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。