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そこで私は
スッ
YG「…？」
ユンギさんの片方の拳に両手を添え
ニコッ
私は大丈夫です。
ユンギさんのせいじゃないです。
驚いて顔を上げたユンギさんの目を見つめ
精一杯の想いを込めて微笑む。
YG「…っ！？」
私と目が合ったユンギさんは一瞬驚いた顔をするが
YG「なぁ…お前は…一体…。」
すぐに真剣な表情に変わって不思議そうに呟く。
…と。
ん…？
ユンギさんの片手がゆっくり動き出して
えっ…？
私の頬に添えられ
えぇっ…！？
少しずつユンギさんの顔が近付いてくる。
ちょっ…ちょっと待って…！
目を見開いて動けなくなってしまった私が
ヒィ…！
思わずギュッと目を瞑ると
？？「ヤァ〜！
こんなところで何してるんだ〜？」
突如、のんきな声が響き渡る。
ふたりで横を向くと
JN「あっ！ さてはお前ら
ここの食堂の料理が評判だと聞きつけて
探し回ったあげく道に迷ったな！？」
人差し指を立てて“名推理！”とでも
言わんばかりの勢いで言うジンさんが
階段の下の踊り場に立っていた。
そこで初めて私は非常階段にいることに気がつく。
ポカンとする私とユンギさんに
JN「しかたない…。
ヒョンが連れてってやろうじゃないか…。」
片手を額に当て目を瞑って首を振り
“やれやれ”といった様子で言うジンさん。
JN「さっ！ 行くぞ！」
そして階段を駆け上がり
私とユンギさんの腕を掴むんだジンさんは
グイグイ引っ張って更に階段を昇って行く。
JN「ヒャッヒャッヒャッ！」
…あぁ…
もう…いいや…。
すっかり疲れ果ててしまった私は
とっても楽しそうなジンさんに
引きずられるように付いていくしかないのだった。
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のあ(プロフ) - カナタさん» カナタさん、ありがとうございます！ 更新頻度は遅いかもしれませんが必ず完結させますのでどうぞよろしくお願い致します！ 温かいお言葉のおかげで書き進めることができます！ 本当にありがとうございますm(_ _)m (2021年11月17日 11時) (
レス) id: ec0fc61b71 (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - とても面白いです！更新楽しみにお待ちしてますので頑張ってください(*^^*) (2021年11月17日 2時) (レス) id: 468d81aa5f (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - KARINさん» KARINさん、ありがとうございます！ そう言っていただけると本当に励みになります…！ ありがたいです…！😂 ご期待に添えるように頑張りますのでこれからも是非よろしくお願い致します！ (2021年11月1日 22時) (レス) id: ec0fc61b71 (このIDを非表示/違反報告)
KARIN(プロフ) - とっても面白いです！毎日、更新されてないか見るかのが日頃の楽しみです🎶これからも頑張ってください💪💪 (2021年11月1日 20時) (レス) id: 45c5b863c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のあ | 作成日時：2021年10月16日 17時
