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「カットォ!
  次はこちらでーす!』





グイッ





えっ?





息つく間もなくスタッフさんに腕を引かれ
セット内のソファに座らされると



JM「よろしくぅ♪」



人懐っこい笑顔でそう言いながら
隙間なくピッタリ私にくっついて隣に座るジミンさん。





近っ…!





緊張して固まっていると



 「よぉ〜い…アクション!」



JM「か〜わいっ♡」



横から私の顔を覗き込んでくるジミンさん。





わっ!?





チュッ





驚いて少し引き気味の私のほっぺに唇を当ててくる。





!?





 「カットォ! いいですね〜!」



もう何が何だかわからなくて
目を見開いて固まっていると



NJ「お願いします。」



目の前に立って
紳士的な雰囲気で微笑むナムジュンさん。



 「よぉ〜い…アクション!」



NJ「よくお似合いですよ。」



そう言いながらゆっくりひざまずくと私の手を取り





…?





チュッ





!?





そのまま甲にキスをする。



 「カットォ! 素敵でした!」



まるでおとぎ話のお姫様になったような構図に
戸惑っていると



HS「よろしくね。」



いつの間にか隣に座っているホソクさんが
優しい眼差しで私を見つめながらニッコリ笑う。





…!





ドキッとして思わず顔を背け、俯いてしまう私。



 「よぉ〜い…アクション!」



HS「…こっち向いて…?」



横からホソクさんの少し低い
あたたかい声が聞こえたかと思うと
肩を抱き寄せられ





トンッ





わっ…!





私のこめかみにホソクさんのおでこがくっつく。



HS「…ねぇ…こっち…。」



いつもとは違う妖艶な声色に動揺していると





グイッ





…っ!





もう片方の腕が私の顔に伸びてきて
無理矢理ホソクさんの方を向かされる。



HS「やっとこっち向いた…♪」





わわわわっ…!





嬉しそうにそう言ったホソクさんは
自分の鼻を私の鼻にくっつけて
その超至近距離から私の目を真っ直ぐ見つめる。





ヒイィィィ…!





 「カットォ! ありがとうございまーす!」



私の心臓が破裂する寸前で
スタッフさんの掛け声がかかると



HS「ごめんね、ビックリさせちゃって。」



すぐに離れて心配そうに私の様子を伺うホソクさん。

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のあ(プロフ) - カナタさん» カナタさん、ありがとうございます! 更新頻度は遅いかもしれませんが必ず完結させますのでどうぞよろしくお願い致します! 温かいお言葉のおかげで書き進めることができます! 本当にありがとうございますm(_ _)m (2021年11月17日 11時) (レス) id: ec0fc61b71 (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - とても面白いです!更新楽しみにお待ちしてますので頑張ってください(*^^*) (2021年11月17日 2時) (レス) id: 468d81aa5f (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - KARINさん» KARINさん、ありがとうございます! そう言っていただけると本当に励みになります…! ありがたいです…!😂 ご期待に添えるように頑張りますのでこれからも是非よろしくお願い致します! (2021年11月1日 22時) (レス) id: ec0fc61b71 (このIDを非表示/違反報告)
KARIN(プロフ) - とっても面白いです!毎日、更新されてないか見るかのが日頃の楽しみです🎶これからも頑張ってください💪💪 (2021年11月1日 20時) (レス) id: 45c5b863c0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のあ | 作成日時:2021年10月16日 17時

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