わんだふるデイズ【YG・HS・JN】

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カシャッ





　「いいですね〜！」










…あぁ…

なんでこんなことに…。










麗しい男性達に囲まれ、
指定されたポーズで次々とシャッターを押される。





カシャカシャッ





　「…は〜い、おっけーでーす！」





…お、終わった…？





カメラマンさんの言葉を聞いて
軽くため息をつきホッとしていると





　「次は順番にカップル撮りになりまーす！」





………はて？





スタッフさんが言っている意味がわからず
頭の上にはてなマークを浮かべていると
ジョングクさんと私だけがセットに取り残される。





JK「お願いします。」





？





私に向かって真正面から
さっきも見た丁寧なお辞儀をしながら
そう言うと



　「よぉ〜い…アクション！」



スタッフさんの掛け声がかかり
ジョングクさんは少しずつ顔を近付けてくる。





なっなに…！？





思わずあとずさりしようとすると
ジョングクさんの片手が私の腰に回って引き寄せられ
超至近距離で密着したまま逃げられなくなってしまった。





〜〜〜〜〜っ！？





あまりのことに赤面したまま固まって動けないでいると
もう片方の手をそっと私の頬に添えながら





JK「Ｓｏ ｂｅａｕｔｉｆｕｌ．」





と、つぶやき





チュッ





！？





私のおでこにキスをした。



　「カットォ！ 最高で〜す！」



まるで状況についていけていない
私のことなど置いてけぼりで
ジョングクさんとテヒョンさんがさっさと入れ替わる。



TH「お願いします！」



そう元気に挨拶をされ



　「よぉ〜い…アクション！」



テヒョンさんも私の真正面に立つと



TH「わぁ…見違えた。」



嬉しそうに妖艶な笑みを浮かべながら
ゆっくり近付いてきて





…ぅわぁ…！





愛おしそうに私の頭をなでてきたかと思うと





チュッ





！？





自然な流れで私の頭にキスを落とす。

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