わんだふるデイズ【YG・HS・JN】

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……………寒っ。





夜中、寒さに凍えて目を覚ます。





…あぁ…変な夢だったなぁ…。





なんて思っていると





…えっ…私………










裸…？









自分が下着すら身につけていないことに気付く。





困惑したまま
とにかく暖を取るために布団に入ろうとすると





…ん？





違和感を感じてそーっと手を伸ばす。





　『…っ！？』



手に何かが当たって恐る恐る顔を近付けると…





…ひっ！？





ホソクさんのキレイな寝顔。



思わず声が出そうになり、手で口を押さえ耐える。





…えっ！？

待って…どういうこと…？





錯乱状態で暗闇の中 目を凝らすと
そこは夢で見たホソクさんの部屋だった。





体は人間に戻ってるのに…どうして…？





途方に暮れそうになるが





…とにかく、何か身につけないと…。





そう思って慎重にベッドから立ち上がると
申し訳なく思いながら
そばにあったチェストの中をあさる。










…うん…まぁとりあえずこれで…。





ぶかぶかのＴシャツと
ウェストを紐で調節できるハーフパンツを着て
やっと一息つく。





…と。





グゥ〜





　『！？』





自分のお腹から音が鳴り、固まる私。










…どうしよう…。

幸いホソクさんは全く起きる気配はないようだけど…。

こんな時間だし…
ちょっとくらい…大丈夫…だよね…？





空腹に負けてキッチンに行くことを決意し
音を立てないようにそーっとドアを開けて廊下に出る。

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