甘えて ページ38
何か、おかしかった 。
『 はぁ、… っ、はぁ、は、っ …… う゛っ、ぇ、』
吐き気がする 。
いつもと同じ練習をしてるだけのに、息が上がるのがはやい 。ぼーっとするし体温も高い気がする 。これは、
『 …ぜ、ったい、かぜじゃん、… 』
歌いすぎかと思ってた喉の痛みも、原因はきっと違うだろう 。
でも、Mカまであと1ヶ月を切った 。練習を劣らせることは出来ない 。どうにかして、この風邪を治さなければ 。
『 は、ぁ、ぁ …… っ、げほっ、げほっ、… 』
jn「 A … ？ 」
「 顔真っ赤だよ … ？ 」
『 ……ぁ、え、？ 』
wz「 おいA、お前変だぞ 。」
「 目の焦点合ってないし 。今俺と目合ってないよ ？ 」
js「 A 〜、僕の声聞こえてる ？ 」
『 はっ、は、ぁ …… ひゅ、っ …… 』
dk「 え、ちょっとA ！？ 」
あれ、やばい 。
そう思った時にはもう遅かった 。
視界がぼやけてメンバーの声が遠くなり、体に重い衝撃が走った 。
何が起きたのか自分でも理解出来ないほど、頭は働かなかった 。
でも、最後にほんの少しだけ見えたのは駆け寄ってくるオッパたちの姿だった 。
深い真っ暗な世界に光が差し込んで、意識がはっきりしてくる 。
おでこに当てられる冷たい物の感覚も、誰かがわたしの手を握っているのも、頭を撫でてくれてるのも、全部鮮明になってきた 。
少しずつ重い瞼を開けると、目の前の光景が見えた 。
jh「 起きたね 。」
sg「 ！！ A 〜 ！！！ 」
dn「 ヒョンうるさい ！ 」
mg「 ん …… あ、Aおきた … おはよ 。」
水で冷やしたタオルを乗せてくれたハニオッパ 。
わたしが起きるとがばっと抱きついてきたスングァニオッパ 。頭を撫でてくれてたのはオッパの手だったんだね 。
そんな大きな声を出すスングァニオッパを叱るチャニオッパ 。叱りながらもわたしの手を大きな温かい手で包んで握っててくれた 。
疲れていたのかわたしのお腹に伏せて寝ていたミンギュオッパ 。むくっと起きると頬を撫でられた 。
『 お゛っ、ぱ …… 』
jh「 だめ 。声出さないで 。悪化しちゃう 。」
自分でも驚くくらい声が出なかった 。
のど、いたい 。
これじゃ練習も出来ないや 。
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わきゅり(プロフ) - ルナさん» わあああああそうですそうです見落としてましたごめんなさい！！！(TT) わざわざありがとうございます🥲 (2021年11月19日 1時) (
レス) id: cfc6ec806d (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - すみません16ページのミンギュとお店に行ってる回のマネオッパが“彼氏”といったことになっています マネオッパがもしかしたらオンニなのかもしれないけど気になっちゃったので伝えておきます！！！ (2021年11月18日 21時) (レス) @page16 id: f150051e85 (このIDを非表示/違反報告)
わきゅり(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます！ 美紀さんもお気をつけて！ (2021年4月28日 23時) (レス) id: cfc6ec806d (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - セブチ大好きなので最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年4月28日 11時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
わきゅり(プロフ) - 豆粒さん» 了解ですー！ 気長にお待ちください！ (2021年4月15日 20時) (レス) id: cfc6ec806d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わきゅり | 作成日時：2021年4月4日 4時
