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湧「Aいける？」
『ん、大丈夫、』
舞台も中盤に差し掛かって、舞台袖で肩で息をするAもなんとか動けている。
これなら乗り切れるかも。
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幕が降りて音楽が止まる。
湧「A、」
『おわった、』
黒田「Aー！がんばったね！」
皇輝「しんどかったね、本当によくがんばったよ」
『ん、しんどい、』
一気に力が抜けたようにふらっとその場に座り込んでしまうA。
湧「頑張った頑張った、一旦捌けような、」
『わくくん、』
湧「まじ頑張ったね、もう終わりだから早く帰ろうな」
楽屋まで連れ帰ってもやっぱりかなりしんどいみたいで俺の着ているタンクトップをぎゅっとしたまま肩に頭を乗せてぐったり。
片腕にAを抱えながら支度したらスタッフさんに呼んでもらったタクシーに乗り込む。
『わくくん、て、』
湧「横なってていーよ」
手を握ったまま肩を抱いてゆっくり体を膝に倒したら下から感じる目線。
湧「目瞑ってな？」
『ん、、』
湧「頑張った頑張った、」
『、っ』
頭を撫でたら途端に顔が歪んで涙が溢れてくる。
湧「本当偉かったね、ほら寝ときな？」
頭を撫でていた手で目を覆ってしまえば当たり前に疲れてもいたようであっという間に夢の中。
せっかく寝れたのに起こしてしまうのも可哀想だからAの家についたらまた部屋まで運んで。
湧「かなりぐったりだったんでこのまま寝かせといてあげてください、明日の朝大丈夫そうなら明日また迎えに行くんで、」
「湧くん本当にいつも面倒見てくれてありがとうね。
A本当に家でもずっと湧くん湧くんって、、笑」
思いがけない可愛い話に口角が上がる。
湧「ほんと可愛くてやってるんで気にしないでください笑」
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次の日、本調子ではなさそうだけどちゃんと復活したA。
�盒供屬�ー、A元気そうじゃん、よかったよかった」
猪狩「元木ってAとデキてんの？」
湧「え、は！？
そういうんじゃないですって！！！」
猪狩「怪しいなー笑」
橋本「あんな優しい顔で頭撫でてんの初めて見たよね笑」
�盒供峺橘擇辰討△鵑瞥イ靴ご蕕任�るんだ」
猪狩「あんな顔しといてなんでもないことないよなー」
湧「だから！！ちがう！！！」
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ちょる(プロフ) - いつも素敵な湧くんとの物語ありがとうございます！いつも楽しみに読ませていただいております！リアルな感じと湧くんの甘やかし方にキュンキュンが止まらないのでこれからも楽しみにしてます❕♡ (2023年1月17日 23時) (
レス) id: 5829697164 (このIDを非表示/違反報告)
なんにゃむちきん - 更新ありがとうございます！とっっても最高です♡これからも愛読させて頂きたいです！！ (2022年10月2日 20時) (レス) @page6 id: adc5bfad65 (このIDを非表示/違反報告)
なぁち(プロフ) - さいこーです、、、 (2022年10月2日 5時) (レス) id: ee9901d79b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海 | 作成日時：2022年9月28日 2時
