【 酔っちゃったら 】 ページ17
湧side
『ん、』
湧「っ、は？」
皇輝「A！？」
急に対面でぎゅうっと抱きついてきたと思ったらほっぺに当たったのは間違いなくいつもの赤いリップのついたAの唇。
見たことない光景にメンバーもザワザワ。
湧「いや何してんの、」
『んん、なんもない、』
ふにゃっと笑ってまたちゅーしようとするから慌てて止める。
湧「え、これ飲んだ？」
『ん、？のんだぁ、』
湧「、、いやこれ酒入ってるし！」
Aの席の前にあったジョッキはもうほとんど空。
一口飲んだらカルピスじゃなくてカルピスサワーで。
メンバー数人と夕飯を兼ねて居酒屋に来ていて、二十歳を超えたメンバーだけアルコールを注文して残りのメンバーはジョッキに注がれたソフトドリンクを飲んでいたはず。
湧「なあ青木、それ中身ただのカルピスじゃない！？」
青木「え？
わ、ほんとだ。」
青木がカルピスサワー、Aはカルピスを頼んでいたのが逆になってしまってたらしい。
湧「こいつ一杯いっちゃったっぽいんだよね、」
まだ17だし未成年飲酒するような子じゃないから飲んだこともないはず、やばいよね？
深田「Aちゃん飲んじゃったん！？」
『のんでないよぉ、？』
深田「いやふわふわなっちゃってるやん、ちゃんとお水飲んで」
青木「ごめん、きて直ぐ飲んでみるべきだった」
湧「いや俺も隣いたのに全然気づかなかったし、、」
皇輝「事故だから誰も悪くないよ、とりあえずAなんとかしよ」
俺の膝から降りないまま両手でコップを持って水を飲む。
湧「A全然気づかなくてごめんな、気持ち悪くない？」
『ん、？』
湧「いや耳赤、ぼーっとしちゃってるし」
髪をさらっと撫でていると見えた耳は真っ赤だし返答も曖昧で多分自分がお酒飲んじゃってるのもわかってない。
深田「いや、不謹慎やけど可愛い」
皇輝「うん、酒入るとこんな感じなんだ、」
『ん、ふかだぁ、？』
深田「なにぃ、こっちくるの？」
『いく』
湧「だーめ、ちゅーする気でしょ」
ぐっと腰に腕を回してホールドすれば力が入ってないからすぐ胸に体を預けてくる。
湧「もう、お酒入ってあったかくなっちゃってんじゃん」
『んー、わくくんだぁ、』
深田「えー！俺もキスされたかった」
皇輝「深田ふざけないで」
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ちょる(プロフ) - いつも素敵な湧くんとの物語ありがとうございます！いつも楽しみに読ませていただいております！リアルな感じと湧くんの甘やかし方にキュンキュンが止まらないのでこれからも楽しみにしてます❕♡ (2023年1月17日 23時) (
レス) id: 5829697164 (このIDを非表示/違反報告)
なんにゃむちきん - 更新ありがとうございます！とっっても最高です♡これからも愛読させて頂きたいです！！ (2022年10月2日 20時) (レス) @page6 id: adc5bfad65 (このIDを非表示/違反報告)
なぁち(プロフ) - さいこーです、、、 (2022年10月2日 5時) (レス) id: ee9901d79b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海 | 作成日時：2022年9月28日 2時
