新人怪盗あらわる(探偵チームkz事件ノート×怪盗クイーン)

頑張ろっかな ページ3

ん.....。

朝か。

私は身支度をして、部屋を出た。

リビングに行って、ふと時計を見た。

まだ4時か。

昨日は8時に寝たから目はもう覚めた。

皆起きてないな。

「おはようございます。エース。」

RDだ。

「おはよう。RD」
「朝早いですが、どうしますか？」
「んー、猫と遊ぼうかな」

リビングには、クイーンがノミ取りをしている猫ちゃんたちが居る。

「そうですか。お願いですからクイーンのようにはならないでくださいね！」

両手を合わせるRD。

「ならないよ」

そう言いながら苦笑する。

私はクイーンのでたらめのことわざには引っ掛からないし、クイーンみたいにはならないよ。

そしたら、翼が入ってきた。

「あ、おはよう、エース」

翼もここでは、私の事をエースって呼ぶ。

「おはよう、ジャック。早いね」
「エースの方が早かったでしょw」
「おはようございます。ジャック」
「おはよう。RD」
「2人とも、コーヒーをどうぞ」
「ありがとう」

お礼を言って受けとる。

私のは砂糖が入っていて、翼のはブラック。

美味しいのかな。

前飲んでみたけど、苦かった。

黒木君も平気だよね。

大人だな。

〜7時〜

「おはよう。エース、ジャック、RD」

ジョーカーだ。

「おはよう」
「おはようございます」

〜5分後〜

「おはよう！」

クイーンだ。

「おはよう。クイーン」
「おはようございます」

クイーンは入ってくるなり猫のノミ取りを始める。

「あなたは、いつになったら、仕事をするんですか」
「仕事なら、3ヶ月前にしたじゃないか」

え？したっけ？

「なにか盗みましたか？」
「エース達のことを盗んだじゃないか」

ああ、そういうことね。

「宝石を盗みましたか？」
「1年前に.....「前過ぎます！」」

「2人にお手本を見せていないじゃないですか」
「2人には、ぶっつけ本番お手本なしでやらせても大丈夫だと思うけどな」
「うん。きっと、大丈夫だと思うけどな」
「ほら、エースも言ってるじゃないか」
「あなたはとにかく仕事をしてください！」

クイーンとジョーカーの言い合いが始まる。

ヤバい。離れよ。

まだ早いけど。

「い、行ってきます！」
「俺も！」

2人でワイヤーを装着する。

「おろします。3、2、1。行ってらっしゃい」
「行ってきます！」

もうこれにも慣れた。

普通の人だったら死ぬんだけどね。

学校の屋上に降ろしてもらう。

朝早いから目撃される心配は無いよ。

今日も１日頑張ろっかな。

HR→←ワクワク！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す