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幸せが崩れる時は… ページ3

幸せな家庭。愛すべき家族。


何もかも気づいたときにはバラバラだったんだ



私、三神Aは僅か6歳にして、
前世の記憶を取り戻した。
____________________

それは、私の7歳の誕生日前日のこと


その日私は家にいた。

本を読んで、部屋で遊んで…


夕方。
両親は買い物に出かけていた

別に一人は寂しくない。落ち着いてやりたいことを出来るから






夜中になって。

まだ、両親は帰ってこなかった


…なんとなく、心がモヤモヤとしていた。
何かの、危険?…第六感。
うっすらと考えたことは、私自身も何のことか解らなかった。

何故かこの時、”前にもこんな事があったような気”さえした。





家のチャイムが鳴り、ドアがノックされた


お母さんたちならチャイムもノックもしない。

誰だろうと思って声に耳を傾けると、



「すみません、警察の者です。此方は三神さんのお宅でしょうか?」

と、低いおじさんの声がした


中から『そうです』と答えると、外から少しして「三神Aちゃんであってるかい」と確認された



“知らない人は家に入れない”という両親とのルールで警察なんて怪しい事を云う人は放っておいた


『知らない人は入れません!』


とだけ言って、
部屋の中に戻りテレビを見ていた。








そして。


「速報です。
本日19時頃、〇県〇市の県道〇〇沿いで一台の車が大きく破損した状態で見つかりました。

中には損傷の激しい二名の遺体が確認されており、いずれも発見時には、既に死亡していたと見られます。

警察は身元不明の遺体の捜査、並びに破損した車について調べているとのことです。」



突然ついたニュース速報。

普段なら心の中でお悔やみの言葉を述べて、すぐに忘れてしまうような事件だけれど、
その時不思議と、私はテレビを凝視していた。




さっきよりも強い、第六感。
直感みたいだけれど違う。何故か確信できた

さっきの漠然とした“危ない”が実体を持ってきて、無意識にドアの方へ駆け出した


ガチャッ

鍵を解錠し、勢いよくドアを開けるとそこには二人の警察官と綺麗な女性がいた



警1「あ、お嬢ちゃん。あー…三神Aちゃんであってるか?」

『…っはい』

警2「俺らは警察なんだけど、分かる?」


『…の…は…』

警1「え?」

『私の両親は、どうなったんですか!!』


警1「っ!……」

警2「えっとね…Aちゃん…」


「A。よく聞け






おまえの両親は今日、死んだ」

事実にして。→←現代の鬼狩り



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らら~ - オムライスみたいな色の人...www (2022年2月17日 23時) (レス) @page31 id: a7b0ea87de (このIDを非表示/違反報告)
メリエリ(プロフ) - オムライスみたいな色の人ですねで、笑ったwww (2021年5月2日 9時) (レス) id: 3b02c3cd6d (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - yuina03230418さん» ありがとうございまぁああす!!最近更新できず申し訳ございません、少し時間が空き次第更新頑張りますね!善逸推し!こんどアンケート取らねば…!! (2020年11月22日 17時) (レス) id: 6412d0e74c (このIDを非表示/違反報告)
yuina03230418(プロフ) - 続きをわいらに恵んでくだせぇぇぇ!善逸落ち志望でぇえええええす! (2020年11月22日 15時) (レス) id: 411fa87a66 (このIDを非表示/違反報告)
因幡(プロフ) - ナナさん» タコタコタコタコ〜タコライス〜♪ (2020年7月4日 16時) (レス) id: c0af763869 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:闇月 x他1人 | 作成日時:2020年4月22日 7時

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