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目が覚めてから、私が戦ったのは点滴の恐怖と毒と同じように瓶に入れられた薬に耐えることだった。
お父さんとお母さんも戻ってきてくれて、ミサはいつも私の側にいてくれてとても嬉しいけど、KnightAのみんなはいつもどこかに行ってる。忙しいのは分かってるけど…。
あ「ミサ、KnightAのみんなっていつもどこに行ってるの？」
ミサ「そのお話は、皆さんから聞いた方がいいかと思います。」
あ「でも何回聞いても教えてくれないの。」
ミサ「…では、点滴が終わったら私がお話ししましょう。」
あ「もう終わるよ！！」
ミサ「私が話していいのかわかりませんが、皆さんは地下室に行っているんですよ。」
あ「何で？」
ミサ「向こうの国のことを聞き出すためです。」
あ「私に聞いてくれたらいいのに…。お父さんとお母さんもいるし。」
ミサ「やはりトップに立っていた人に聞くのが一番だと思われているのでは？」
あ「でも、父上がちゃんとお話しするのかな…？」
ミサ「…いろんな方法を使ってお話されてるみたいですよ。」
あ「そうなんだ！すごいね。父上も改心したのかな？だったらすごくいいのに。」
ミサ「そうでございますね。」
あ「父上も母上も姉上もみんな改心してたら、私のトラウマも治るかもしれない！！」
ミサ「…A様はお三方が死んでほしいとは思わないのですか？」
あ「思わない、かも。」
KnightAのみんなは、私とは違ってちゃんとお話しできるんだ。すごいな。羨ましいな。
私もKnightAのみんなくらいお話しできたら、毒なんてかけられなかっただろうし、国の情報も聞けたのかもしれない。
自分の無力さにはつくづく腹が立つ。
みんなお話上手だし、姉上とか美形が好きでよく男の人を呼び出してたような…。
私がもっともっと美しいお姫様になったらいいのかな？
あ「あ！！」
まひと「お〜、点滴終わったの？頑張ったね！！」
あ「うん！！ミサとお話ししてたの！あのね、まひとさんは父上とお話しできるんでしょ？」
まひと「あ〜まあ、そうだね。」
あ「父上、いい人になったの？お話しするんでしょ？そしたら私もね、お話出来たりしないかな？」
まひと「…そう、だね。もうちょっとしたらAちゃんも話せるかもね！」
あ「どうやってお話するの？」
まひと「うーん…Aちゃんにはまだ早いかな(笑)」
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のんはる(プロフ) - おひつじざ＠さん» ありがとうございます〜、こちらの界隈に生息してはいるのでまたネタが舞い降りてきたら書きますw 完全に作者がいなくなることは無いのでご心配なく！ (11月6日 21時) (
レス) id: 938b37ffce (このIDを非表示/違反報告)
おひつじざ＠ - とても泣けるような作品でした続きもぜひ書いてください (11月6日 18時) (レス) @page50 id: 630ede0b1b (このIDを非表示/違反報告)
のんあき(プロフ) - あらくさん» ありがとうございます！！ (2021年11月26日 21時) (レス) id: 5ee26f0f5c (このIDを非表示/違反報告)
あらく(プロフ) - 勿論これからも見ますよ〜 (2021年11月24日 21時) (レス) id: 1852ea6443 (このIDを非表示/違反報告)
のんあき(プロフ) - あらくさん» 素敵なお言葉ありがとうございます！模索しながらの更新ではありますが見ていただけると嬉しいです (2021年11月24日 21時) (レス) id: 5ee26f0f5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のんあき x他1人 | 作成日時：2021年1月7日 19時
