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メイドさんに連れられてミサの部屋に来た。
ミサに話したいことがいっぱいある。私は騎士の国に来て綺麗な服着せてもらって食事もちゃんと食べさせてもらってKnightAの6人にはとても良くしてもらってて、お父さんとお母さんにも会えたんだよって。


あ「ミサ〜、私ね、今、すっごく幸せなんだよ。痛いことも苦しいことも怖いこともないの。」


あ「ミサもね、ここに来たらもう大丈夫だよ。」


あ「ミサとずっとこの国で暮らすの!!ね、ミサ、素敵でしょ?いい国でしょ?」


あ「ねえミサ、あのね…。」


?「Aちゃん、ずっとミサさんの所にいたの?」


あ「まひとさん!!」


まひと「会議終わったよ。お父さんとお母さんはこの城で雇うことにしたから安心してね。」


あ「そうなの!?お父さんとお母さんと一緒に暮らせるの!?」


まひと「うん。でもね、もう一個言わなきゃいけないことがあるんだ。」


あ「なぁに?」


まひと「Aちゃんのことは僕たちが守るから安心してくれていいんだけどね、あと二日か三日くらいで向こうの国の第一王子が乗り込んでくる。分かった?」


あ「あ、あに、うえ…。」


まひと「その人のことを兄って呼ばなくていいから。怖がらなくてもいいよ。絶対に僕たちが守る。約束。指切りげんまんね。」


あ「うん!」


ミサ「うっ…まひと様、そのはなし…。」


まひと「ミサさん!?今医者呼ぶから!!」


ミサ「それより、あの王子が、来るんですか?」


まひと「来る。さっき文を受け取った。」


ミサ「そんな…、王子は、剣術に関してはあの国一の実力で…。殺しにかかってくる可能性が…。」



傷だらけの身体を必死に起こしながら、ミサはまひとさんに訴える。
ミサは王族直属のメイドだったからこそ、情報も確かである。兄上は国の大会では優勝を譲ったことはなかった。強かった。



まひと「何言ってるの?」


ミサ「え?」


まひと「ここは騎士の国だよ。王子がちょっと剣術上手いだけで騎士に勝てるわけないじゃん(笑)」


ミサ「で、でも!」


まひと「大丈夫だからね、ミサさんもゆっくりしてていいから。」


ミサ「え、あの、」

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のんはる(プロフ) - おひつじざ@さん» ありがとうございます〜、こちらの界隈に生息してはいるのでまたネタが舞い降りてきたら書きますw 完全に作者がいなくなることは無いのでご心配なく! (11月6日 21時) (レス) id: 938b37ffce (このIDを非表示/違反報告)
おひつじざ@ - とても泣けるような作品でした続きもぜひ書いてください (11月6日 18時) (レス) @page50 id: 630ede0b1b (このIDを非表示/違反報告)
のんあき(プロフ) - あらくさん» ありがとうございます!! (2021年11月26日 21時) (レス) id: 5ee26f0f5c (このIDを非表示/違反報告)
あらく(プロフ) - 勿論これからも見ますよ〜 (2021年11月24日 21時) (レス) id: 1852ea6443 (このIDを非表示/違反報告)
のんあき(プロフ) - あらくさん» 素敵なお言葉ありがとうございます!模索しながらの更新ではありますが見ていただけると嬉しいです (2021年11月24日 21時) (レス) id: 5ee26f0f5c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のんあき x他1人 | 作成日時:2021年1月7日 19時

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