探偵社壊滅作戦が上手くいかない件について

45話 ページ47

ガチャ…





国木田「！！ 社長！」





福沢「すまない国木田…」





国木田「A！社長に何をした！」





貴「何をしたって、国木田さんと同じ異能をかけただけです」





国木田「お前は何の異能を持っているんだ！？」





貴「…そうですね、特別に教えてあげますよ。まぁ、もう殺しますけど…」





　「私の異能力『心推理』は人の心を読んだり、操ったりできる異能です」





国木田「！！ そんな異能…敵うわけ…」





貴「ｗｗｗそうですね、私の異能を止められるのは異能無効化を持っている太宰さんのみ…」





　「でも太宰さんはもうこの世にはいない…私の勝ちですｗｗｗ」





国木田(クソっ、どうすれば…)





貴「無理ですよ、私の異能力もう忘れちゃったんですか？国木田さんが考えたこと、分かりますから」





国木田(！！ そうだった…)





貴「もう諦めてください。社長はもう諦めてるんじゃないですかね？」





　「さっきから、ず〜〜っと黙ってますし」





福沢「…諦めたわけではない。」





貴「ｗｗｗもう無理ですってｗｗｗ」





　「あっ、ちなみにぃ、探偵社のみんなを殺したのはぜ〜〜〜んぶ、私ですｗｗｗ」





国木田「！！ 何！？お前は関わってなかったんじゃないのか？」





貴「い〜〜や。全部私です。」





　「敦君も鏡花ちゃんも乱歩さんも与謝野先生も賢治君も谷崎兄弟も、太宰さんも。」





福沢「………そうか」





貴「おっ！やっと社長が怒りましたね、楽しいなぁｗｗｗ」





「ど〜〜せなら、思いっきりいたぶってから殺したいところですけど、もう殺しちゃいますね」





国木田「オイ！少し落ち着け！」





貴「落ち着けって、こんなにも落ち着いてるじゃないですか」





　「大体、私は探偵社じゃなくてポートマフィアの構成員なんで」





　「これが私の仕事です」





福沢「…星野はそれでいいのか？」





貴「ｗｗｗ今更説得されても無駄ですよｗｗｗこの計画は1年前から始まってますから」





「あぁ、やっと終わる…私の任務…」





「さようなら、社長、国木田さん」

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