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あれからー
早い事一年が経ちました。
その後少ししてあの二人を尋ねたら大泣きされましたっけ。
ーー
ノ「あ、あの後本当に白ひげ海賊団が来まして…」
ト「イゾウって人が、あなたの居場所を言わないと殺すって…」
ノ「でも俺達、Aさんの行先知らないし…」
ノ/ト「「こ、こわかったぁぁぁ」」
ーー
「ふふ、あれは可哀想な事をしましたね。」
さて。他の潜り込んできたマフィア達も八割程殲滅しました。
…やっぱり、一人の方が仕事が片付くスピードが早いです。
定期的な通信でヴァリアーの皆とも話しましたが…
べ「えー。戻れよA。王子の楽しみ減るじゃん」
「だったら教えて下さい。ボスまであんな事言うなんて、珍しすぎます。」
マモ「深く考えすぎだよ、A。ボスは君を気に入ってるんだ、あんな事言っても不思議じゃないさ。」
「じゃぁなんであんなにお兄ちゃんはブチ切れたんです？」
マモ「…」
ス「俺は賛成だぁ…お前はモビーに戻らずそのまま任務を完遂させてさっさとこっちに戻ってこい！！」
ザ「るせぇカスザメ。おいA」
「ボス」
ザ「今すぐ戻れ」
「〜〜っ！！なんでですか！！私だけ何も知らないなんて…教えて下さい、ボス！！」
レ「貴様っ！！ボスの命令に逆らう気か！？」
「黙らないと本当に殺しますよレヴィ！！私はあなたなんかに用はありません！！ボスと話してるんです！！」
レ「ぐぬっ」
「だいたい何ですかあなた！！ボスボス言うくせにいっっつもボスとの会話に割り込んできて！！正直邪魔なんですよ口ばっかりで！！」
レ「なぬ！？貴様…いい加減にしろよ…」
「フン。いい加減にするのはあなたでは？この頭でっかち！！」
べ「こんなにキレるA初めてじゃん。どーしたんだよ」
「別になんでもないです…。ただ…私だけ何も知らないのに私の周りだけいつも以上にニヤニヤしていて…」
ザ「…」
「私…帰りたくありません…何があるのか分からないのに。好奇の目に晒されて…」
マモ「…本当に隠すのが下手な連中だね。」
「全くですよ…そうまでして隠したいなら、ちゃんと隠してもらわないと…」
べ「まーたしかに。」
「モビーの仕事の話も、任務の日程の相談も…人目に晒されジロジロ見られ…。いつも以上に気を張る毎日です。」
ル「Aちゃん…」
「ボス…戻れと言うなら、私にも理由を教えて下さい…」
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作者名：たまごやき | 作成日時：2022年6月14日 5時
