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辰哉side


 






 



ラウールだけ聞き取りがあるということで、外の長椅子で先生と待機。




 




辰哉「すみません。ほんとに。申し訳ありませんでした。」



二宮「いえ・・・。ですが、ちょっとびっくりしました。」



辰哉「僕もです。ほんとにびっくりしてて。」



 

 




 







二宮「あの・・・お兄さんと会うのは初めましてですよね。僕は中1からラウールさんの担任をしてます。」



辰哉「そう・・・なんですね。」



二宮「保護者面談いらっしゃらなかったので。お仕事お忙しいんですね。」




 




 


辰哉「保護者面談・・・?」



二宮「あの、手紙が行っていると思うんですけど。まあ・・・強制ではないので。深澤さんは特にご家庭のご事情もありますし。」





 




 



保護者面談・・・


そんなのがあるなんて全く知らなかった。


ラウールのことだから、


迷惑がかかると思って出さなかったのだろうか?



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作者名:ゆり | 作成日時:2022年1月19日 21時

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