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―45― ページ45

辰哉side








辰哉「えっ・・・?」


ラウ「ご・・なさ・・・い。」





震えながら小さな声で謝る。


さっきの叫び声を聞いて、昔のことを思い出してしまったのだろうか?

一点を見つめながら、

ただひたすら、


ラウ「ご・・なさ・・・い。」


繰り返し、


繰り返し。


まるでロボットのように謝る・・・。


その姿を見て、


あまりにもかわいそうで、


思わず抱きしめた。


力を少しでも入れると折れてしまいそうな、角ばった体。





優しく・・・





包み込むように・・・


辰哉「ラウ?大丈夫だよ。もう怖いものないからね。」


怖いものもうないよ。


守ってあげるからね。


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作者名:ゆり | 作成日時:2020年12月18日 23時

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