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辰哉side
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・
辰哉「えっ・・・?」
ラウ「ご・・なさ・・・い。」
・
震えながら小さな声で謝る。
さっきの叫び声を聞いて、昔のことを思い出してしまったのだろうか?
一点を見つめながら、
ただひたすら、
ラウ「ご・・なさ・・・い。」
繰り返し、
繰り返し。
まるでロボットのように謝る・・・。
その姿を見て、
あまりにもかわいそうで、
思わず抱きしめた。
力を少しでも入れると折れてしまいそうな、角ばった体。
・
優しく・・・
・
包み込むように・・・
辰哉「ラウ?大丈夫だよ。もう怖いものないからね。」
怖いものもうないよ。
守ってあげるからね。
・
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作者名:ゆり | 作成日時:2020年12月18日 23時