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―２６― ページ26
照side
お宝を見つけたように叫ぶ康二。
緑色の古い箱、
その中から色あせたアルバムが出てくる。
パラパラと開くと懐かしい写真ばかり。
・
母さんと離婚したり、父さんが亡くなったりで過去を振り返る余裕と気力がなかった。
それと同時に思い出も箱にしまい、すみっこに追いやられてしまった。
そこに笑っている深澤家。
その時はまだラウールも小さくて、俺らの真ん中で笑ってる。
・
・
蓮「戻れるよね。俺たち・・・」
翔太「当たり前だろ。あっという間だよ。」
大介「まかせろ！！！！」
照「うるさ(笑)」
深澤家は今日も賑やかです。
うるさすぎるぐらいにね(笑)。
・
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作者名：ゆり
| 作成日時：2020年12月18日 23時
