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ー310― ページ5

辰哉side



















そんなこんなでそのまま涼太と買い物をして、一緒に帰宅。













辰哉「なんか、綺麗だよ。今日の夕日。」






涼太「(笑)」








沈みそうになる夕日。






茜色からゆっくりと淡く、そして濃く・・・





上に向かって藍色のグラデーションになる空。





気が付いたら俺の心の声が漏れていた。





そんな俺を横目にクスクスと笑ってやがる。


 







辰哉「なんだよ(笑)。」







涼太「いや、夕日見て、きれいってそんな浸る、繊細なタイプじゃないじゃん。特に辰哉と康二と大介は(笑)。」







辰哉「おい(笑)。」






涼太「センチメンタルな気分なのね。お察ししま〜す(笑)。」










 


前言撤回。




やっぱり優しくないわ。




バカにしやがって(笑)
 



















 

 
 




静かに沈みゆく夕日をバックに、





俺らは帰路につく。





この後起こることも知らずに。





―311―→←ー309―



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作者名:ゆり | 作成日時:2022年11月1日 0時

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