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康二side
・
虚ろな表情。
・
何も写さないその目。
俺が来たことに気が付いていないのか、
無心で何回も何回も左腕めがけてカッターを刺す。
フローリングには血溜まりができていた。
・
康二「あかん!!!!!ラウ!!!」
ラウ「っ・・・っ」
大きい声を出しすぎたのか、体がビッくっと跳ねあがり、呼吸が早くなる。
康二「どしたん?こんなことしたら痛いやろ・・・?やめような?」
・
どうしよ・・・
だんだんと早くなる呼吸。
血もダラダラと垂れている。
ラウ「っひっ・・・っ・・・。」
過呼吸のような感じになってきて、
そのまま、意識を飛ばした。
・
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作者名:ゆり | 作成日時:2021年1月4日 18時