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辰哉side
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確かに・・・それは俺も思っていた。
母さんが離婚を切り出したあの日。
どこか違和感がある。
いきなり言い出したんだ。
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ラウ「ぼく、おかーさんといっしょにいく!!」
母「・・・・・・・。」
大介「いいの?お兄ちゃんたちと一緒に暮らせなくなっちゃうんだよ?」
ラウ「だいじょーぶ!!おかあさんといっしょにくらすの!!」
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・
―――――――――――
甘えん坊でお兄ちゃんが大好きなラウールが家族と離れ離れになることに進んで手を挙げるなんて・・・。
正直驚いた。
だが、小学校1年生のラウールにとって母親の存在はやっぱり大きいわけで。
まあ、そんなこともあるのかな?
と疑いもしなかった。
翔太「誰かが仕向けたのかな?」
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作者名:ゆり | 作成日時:2021年1月4日 18時