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兄を求めて 10 ページ12


シャス?side


オスマンさんに手を引かれ、私はそのままに歩いていく。


トントンさん…すごく優しそうな人だったな…



os「何か食べたいもんある?俺で良かったら作るけど…」



『なんでもいい…ですけど…』



os「おけ、嫌いな食べもんはある?」



『特にない…です』



os「分かったー」



と言って食堂の扉を開けると、大きな一つの机に何人かが座っているのが見える。


os「あ、狂犬どもやないか、すまんなシャス、ちょっと騒がしいけどええか?」



と聞かれたので、私は頷く。


ぎゃあぎゃあと騒いでいる金髪の人と、赤いニット帽を被った人。



??「オスマンやないか、どうしたん?」


??「だれー?その子、ペ神との子供?」



os「何を言う、森で怪我してた子や」



『こ、こんにちは』



私は一応、挨拶をする。


そうすると、目を大きく見開いた金髪の人は、大きな声で「そうかそうか!」と雄叫び?を上げた。



os「昨日まで意識が戻らんかったんやから、静かにしとってな」


??「分かったわ、名前は?」


と言って私の目線に合わせて屈んでくれる赤いニット帽の人。


私は威圧感に体が震えるものの、名前を言う。


『シャ、シャス…です』



??「そっか!俺はシャオロン!気軽にシャオさんって呼んでな!」


赤いニット帽の人は、シャオさん。


ブタさんのピンを帽子にくっつけていて、やや中性的な人。



shao「んで、アイツがコネシマ!」


と言って親指で指を指したのは、さっきの金髪の人。


コネシマと呼ばれた人は、首に鉄製の錠がついた首輪をしており、黒縁メガネをかけている人。



os「今からお昼ご飯作るけど、2人もいる?」



kn「ええんか?!」



と言って目を輝かせた…コネシマさん。



shao「やっためう」


め、めう…??



os「じゃあシャス、適当な所に座っててな」



kn「あ、オスマン、ゾム氏は?」



os「あー、多分自室やと思う、最近籠っとるし」



kn「ほーん、じゃ、昼飯頼んだで!!!」






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作者名:扇@リョク | 作者ホームページ:uranai.nosv.org/u.php/novel/usiro_member/  
作成日時:2018年6月17日 14時

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