【トラファルガー・ロー】【ONEPIECE】学パロ (ページ2)

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「お腹すいたわねぇ。とてつもなくお腹すいた」

4時間目の授業も終わり、時刻は既に12:30を過ぎていた。

「あ〜もう無理！疲れたわよ！」

文句を垂れながらも自分の机を私の席にへとくっつけてくるナミは、とても疲れた表情だ。

『お疲れだね、ナミ』

あいにく、1日1日をなんとな〜く過ごしている私にとっては、もうそんな時間なのかー程度なのである。

「ふふ、そうは言ってもあと2時間もあるのよ。あと2時間は頑張らないとね」

「あー、聞きたくなかったわ」

ロビンの言葉を聞き、ナミは気が乗らないと言うように机にうつ伏せた。

「5時間目はサカズキ先生の体育ね。気張っていきましょ！」

「……聞きたくなかったぁ」

そう言い、ロビンは綺麗な手をギュッと握った。ナミはというと、未だ机に突っ伏したままだ。

『ありゃ、ロビンはお昼それだけなの？』

ロビンが机に置いたお弁当を見て驚いた。

小さな1段のお弁当箱の中には、四角いサンドイッチが4切れ。八つ切り食パン2枚分だ。

「ええ。本当は紅茶だけでも十分なのだけど、次は体育だからよく食べておかないとね」

『よく食べるとは…？』

だからこの人はこんなに細いのか、なんて妙に納得してしまったが、本当に足りるのであろうか。私は無理だ。

「もっと食べないといつか倒れるわよー」

そう言って、ナミもお弁当を取り出す。ごく普通の可愛らしいお弁当箱に、おせち料理かと言うほどの品数が敷き詰められた弁当。

『まーたサンジの愛夫弁当ですかよ。あんたらどーして付き合わないのよ』

懲りもせずに毎日サンジに弁当を作ってもらってるナミに対し、若干の嫉妬と膨大なからかいを込めて言う。

「違うわよ！お弁当は、そういう関係だから作ってもらってるんじゃないの！」

『はいはい』

ナミは素直だからからかうと面白い。こんなやり取りを毎日している訳だが、やはりナミの反応は飽きない。
そんな私たちを見てロビンは控えめにも笑ってくれる。

『さて、私も購買行きますか』

私は、毎日のお昼を購買の菓子パンで済ませている。ナミは「よくそんな甘いもの…」なんて言うが、菓子パンも立派な腹の足しだと思う。

売り切れる前に行こうか。そう思い、私も重い腰を起こした。

「げっ。またあのチョココロネとかいう甘いもの…」

『人のお昼に文句言わない』

苦い顔のナミを制し、私も購買へ向かった。