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「行っちゃった…」
真奈美が残念そうにドアの方を見つめている
「夢のような時間だった…」
「そういえばさ、川西さん、真奈美に何言ってたの?」
さっきからずっと気になっていたことを聞いてみた。
「あー…内緒」
「え?」
なんで?
「真奈美ちゃん、私には教えてくれる?」
「はい、Aに言わなければ大丈夫だと思います」
そういうと、真奈美は身を乗り出して、ママの耳に何かをささやいた。
するとママはびっくりして真奈美を見つめた。
「賢ちゃん、覚えてたんだ!」
「え?何がですか」
今度はママが身を乗り出して、真奈美の耳に何かをささやいた。
すると真奈美が納得したかのように手を打った。
「あっ!だからもうすぐだって分かったんだ!さすが川西さん!ますます好きになっちゃうじゃん!」
「え?なになにー?」
「Aには言わない」
「もうすぐ分かるわよ」
二人がまたもやニヤニヤしながら私を見てくる。
「えー、教えてくれたっていいじゃん」
この後、二人がポロっと言わないかと思い、何度か聞いてみたが、全然言ってはくれなかった。
すっごい気になる…
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雅(プロフ) - 修学旅行ハプニングあったみたいですか、楽しめて良かったですね!!私も田舎に住んでるから、東京行ったら確実に迷子になっちゃう(笑)テストもお疲れ様でした! (2019年6月20日 22時) (レス) id: ff8c7fad23 (このIDを非表示/違反報告)
さら(プロフ) - 雅さん» 受験生といってもまだ6月なんで、全然更新していけると思います!また、お話楽しく描いていきますね^_^ (2019年6月20日 22時) (レス) id: abcbda1e9b (このIDを非表示/違反報告)
雅(プロフ) - いつも読ませていただいてます!受験生大変ですよね。無理せず、暇なときに更新してくださいね。 (2019年6月3日 21時) (レス) id: ff8c7fad23 (このIDを非表示/違反報告)
さら(プロフ) - 大丈夫ですかー(笑)でも楽しみながら読んでもらえてるようで、嬉しい限りです^_^ (2019年5月19日 13時) (レス) id: abcbda1e9b (このIDを非表示/違反報告)
あやかちん(プロフ) - やぁぁっちゃった///ふぅぁぁぁ!!((テンションおかしい (2019年5月19日 11時) (レス) id: 34fff6315e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さら | 作成日時:2019年4月16日 21時