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過去の淡想 ページ10
あの話を聞いたあとからずっと私は風磨の押し花の事を考えていた。
いいなぁ……あんなに菊池くんから想われてる人は。
お姫様になりたかったのに、ってまるで私みたいじゃん笑。
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……ん？丘の公園で泣いてた女の子？
少し思い当たる節があって、ベッドから飛び起き菊池くんに連絡する。
さくら:ねぇ、菊池くん。その女の子にあったのって小学校何年生のどれくらいの時か覚えてる？
すると、すぐ返信が来た。
だけどその返信によって私の身体は固まってしまうこととなる。
さくら「…………うそ、でしょ……」
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・
風磨:あー、確か小学校6年生の春だよ。
ガチャンｯ
私のスマホが床に落ちる音が聞こえた。
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ゆりな - 面白くって、一気読みしました！菊地くんの描写がほんとーにきれいでした！ (2021年8月21日 0時) (
レス) id: 8d3b85f428 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：薔桜 | 作成日時：2021年7月27日 14時
