雪降る男の体調不良3

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iw


fk「佐久間の様子がおかしい」


そうふっかから聞いていた。


そして、案の定動けなくなった佐久間。


痛みは一時的なものっぽいけど、
ラウが言った最悪の事態が頭をよぎって、
佐久間のアクロを変更した。


位置の変更とかもあって、
対決企画の勝敗としては、負けちゃったけど



勝敗よりも佐久間の体の方が何百倍も大事だ。



sk「、、、ﾊｧﾊｧ」

マイクに拾われないように必死に呼吸を整える佐久間。

ささっと肩を持って、佐久間に問いかける。


iw「佐久間抜けるか？」


sk「、、、、ごめん」



アクロをしてなくても、4曲踊った後の佐久間の様子を見てれば、
この判断が正しかったと思う。



sk「、、ひか、、呼吸が、、胸、、ﾊｧﾊｧ」

iw「うん。大丈夫。ラウちょっといい？」


みんなもなんとなく佐久間の様子に気付いてて、
ふっかと目配せをして、

進行はふっかに任せて、俺が佐久間を抱えて、
高校生達に佐久間が見えないように、ラウの体で目隠しになってもらう。


ロケバスに運べば、俺の胸に顔を埋めピンクの髪が揺れる。



iw「ラウ、ありがとう。ラウの言う通り不整脈かもしれない」


ru「うん、、。岩本くんも、アクロ変わってくれてありがとう」


佐久間を病院に連れていきたいけど、
この後も企画があるから、俺たちがいなくなったら
画が繋がらないかもしれないな、、、


そんなことが頭によぎった時、


ru「岩本くんは佐久間くんと病院行ってきて。
生徒に振り落としするだけだから、僕らだけで大丈夫。



2人の分まで、ちゃんとバラエティしてくるから！」



そう言って戻っていうラウの背中が凄く頼もしかった。



▶︎お兄ちゃん達に教わったこと。FIN

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