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nb
「ｯｯｯｼｬｱｯｯｯ!」
勢いよくスノーボードで斜面を降りてゆくダテ。
A「そんな飛ばしたらあぶないって！」
ダテをおいかけるAを目で追いながら、
俺は探り探り雪山を降りてゆく。
前を進む2人が見えなくなって、置いて行かれたことに若干ムカついてくる。
nb「え、待って？待ってよ！うぁぁぁっ！！！」
前が見えなくて派手に転んでしまって。
A「あはっっっっ！翔太大丈夫？」
nb「もーエグッ。」
dt「楽しいねぇ」
nb「Aも涼太も先行くなよ」
A「翔太が遅いんだもん！あ、今、涼太って呼んだ！！！」
nb「そーゆーのだるい」
dt「はいはい、次行くよ！」
A「うわっやりたがりだ！」
nb「だっはっはっはっ」
それはまるで高校時代を生きているようなそんな気分。
すごく懐かしくなった。
A「ちょっと休憩してくる！」
nb「俺らもいくわ」
A「小屋、戻ろう、、ゴホッゴホッ」
nb「むせてんじゃん」
A「うっさいなぁ、、うわっ！」
Aの体が傾いて、雪山に尻餅をつく。
nb「お前、大丈夫？？？」
A「おこしてよ〜」
nb「やだよ。」
A「はいはいっ。涼太に助けてもらうからいーもん」
そんな会話も、懐かしさで笑みが溢れてしまう。
nb「ほら、手掴まれよ」
そういって起こしたAは前よりも軽かった。
ーーーーーーA
若干の疲労も、2人と久しぶりにはしゃいだら、
疲労も消えて楽しんでいたんだけど。
急にどっと疲れが来て、視界が真っ暗になってふらついてしまった。
それを、隠すようにスノボを切り上げて2人を旅館に案内する。
部屋に着けば畳の広い部屋が広がっている。
お祝いするために、寝室だけ別の、大きな一部屋をとったんだ。
A「涼太と翔太、先お風呂入ってくればー？」
サプライズの準備をしたくて2人をお風呂に誘導する。
nb「Aは入んないのー？」
A「私はこの部屋のお風呂使うから、30分は入ってこないでね」
そう言って2人を送り出す。
2人が部屋を出て行くのを見送り、飾り付けをする。
2人はあんまりこうゆうサプライズは好きじゃなさそうだけど、
盛大にお祝いしたいんだ。大切な2人だから。
”デビューおめでとう”の文字を
旅館の壁に貼って、、と。
A「、、っと、、」
、、ちょっとだけ仮眠を、、、、。
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作者名：澪 | 作成日時：2021年11月25日 4時
