151話 ページ2
緑谷side
僕達は我慢していられなくて席を立った
スクリーンの前に相澤先生も含め皆で集まって画面を見つめている
画面に映る月躬弖さんは数名の警察官と共にショッピングモールに向かって歩いていく
丁度死角に入ってしまったようで彼女の姿は確認することが出来なくなってしまった
彼女を案内していった数名の警察官たちが戻ってきたけれどそこに彼女の姿はない
ショッピングモール中に入り込んだということだろう
「大丈夫かな…」
「なんでアイツにさせるんだよ…！」
「こんなん危険すぎるわ」
不安と心配で心拍数が上がっている
自分の心音が聞こえるほどだ
誰かが唾を飲み込む音がしてこの場の緊張感まで増していく
そんな心配と裏腹にショッピングモールからは次々と一般市民たちが逃げ出してくる
その人々は皆口を揃えて｢ヘスティアが助けてくれた｣とマスコミに話している
『す、すごい…！ヘスティアがショッピングモール内に潜入してから10分経っていませんが既に20人もの一般市民が解放されています！！
あ！また1人避難が完了しました！！！』
ニュースキャスターも驚いているようで声を荒らげてリポートしている
個性が使えていないのにこんなにも多くの人を救えるなんて凄すぎる
このペースなら全員救出させることが出来るんじゃないか
そう思った時 ショッピングモールの3階へミルコが突撃した
刹那 爆発音や銃声が響いて総力戦が始まったことが分かった
ミルコのサイドキックたちが完璧な連携プレーで人質に取られていた一般市民の避難を誘導
ミルコが敵たちと交戦している
ガラスを突き破って突撃したおかけでショッピングモールの様子は丸見えだ
だけどそこには月躬弖さんの姿はない
まだ別の場所で救出活動をしているのか？
再び2度目となる爆発音が響く
今度は3階ではなく2階から煙が出ている
2階でも敵と交戦しているのか
「嘘！？Aちゃんやない！？！？」
「おいおい！まじかよ！！！」
そう思って画面を凝視すると見えたのはミルコや彼女のサイドキックではなく月躬弖さんだった
月躬弖さんは逃げ遅れた一般市民を誘導している途中だったようで後ろに震えた女の子を隠している
そんな月躬弖さんに大して敵は10人はいる
個性も使えない状態でこれは不利すぎる
『2階でも敵との交戦が始まった様子です！
敵12人に立ち向かうのはヘスティア！！！
ヘスティアが敵と交戦するようです！！』
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あまね(プロフ) - かっちゃん‼️尊いな！ (11月20日 3時) (
レス) @page45 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
わかめし - 笑えない君も見てきました！すごく儚くて泣きながら読みました。こっちの拝啓シリーズはもう終わってしまったのですか？続いてくれるのを待ってます！毎日見るので！白昼夢や新しい作品も頑張ってください！ (2020年4月15日 18時) (レス) id: 7ee9cc8e34 (このIDを非表示/違反報告)
とわ(プロフ) - すごくおもしろいです！ (2020年3月6日 22時) (レス) id: 0c51310dc0 (このIDを非表示/違反報告)
三毛猫 - お疲れ様ですもう原作に追いつきますか('()')早い。見ててワクワクして楽しかったです!無料で読めるなんて作者さんに感謝です(占ツクを作ったh((((まぁいいか)これからも頑張ってください。私も勉強とか習い事がんばります。長々すみません！ (2020年2月27日 20時) (レス) id: 717af831f6 (このIDを非表示/違反報告)
黒武(プロフ) - 更新お疲れ様です〜！派閥5人組の絡みも好きですし、地味に仲のいい障子君との絡みも好きでした。AnotherStoryも楽しみです…！話に出てくる作者様のオリジナルキャラが増えそうな予感…？覚えられなさそうですが、楽しく読ませていただきます！ (2020年2月26日 22時) (レス) id: 82ef289687 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばぐ
| 作成日時：2020年2月22日 18時
