3話 ページ4
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なんだかんだで日々は過ぎ去り 今日は雄英高校一般受験当日
雄英高校への受験も2回目となれば他の受験生と比べて優位になる
推薦試験で不合格を突きつけられた時はさすがに苦い思いをしたけど今回は大丈夫
いつも通りやれたら確実に合格できる
それに今日はいい天気だから私の個性を使うのに最適だ
軽い足取りで受験会場に向かっていると既視感のある緑色の髪の少年が目に止まった
あの子のことなんで知ってるんだろ？
知り合いにいたっけ？
「あ、ヘドロ事件の子だ」
ポンと手を打って1人で納得しているとどうやら聞こえていたようで緑色の子は肩を大きく揺らして私を見た
あの日と違って緊張に顔に強ばらせた顔を見て少し笑ってしまう
「ぼ、僕の、ことでしょう、か！」
「うん あの時かっこよかったよ」
素直に思ったことを伝えるとボフンと音をたてて顔をタコのように赤くした
それがなんだか面白くてまた笑ってしまう
「僕が！？かっこいい！？！？」
「うん 誰よりもヒーローだったよ」
"ヒーロー"と言う言葉に反応する緑色の子
雄英の試験受けるくらいだしやっぱりヒーローって言われると嬉しいよね
うんうんと頷いているとふと時間が気になって時計を見た
時計の針は受験会場受付時間の5分前を指しているにも関わらず私はまだ受付をしていないことに気付いた
「またね ヒーロー」
緑色の子に手を振って受付に向かう
ちょっといじりすぎたかな…
でも久しぶりに笑えた気がする
＿＿＿＿＿＿＿＿ START！！
はじまりの合図と共に私は空へ飛ぶ
伊達に推薦試験を受けたわけじゃない
私を落としたこと後悔させてやる
「太陽吸収 500W！」
仮想敵に無差別で攻撃する
どうやら広範囲に攻撃を仕掛けてしまったようで私の受験会場の仮想敵を全て倒してしまった
他の受験生たちには申し訳ないけどこれくらいインパクト与えないといけない
時間はまだ余っているからごみ拾いをすることにした
結構空き缶とかタバコの吸殻とか落ちてる
火傷でもしたらどうするんだ
いや 火傷くらいヒーローになるんだったら当たり前の負傷になるのか
ヒーローも大変だなあ
制限時間終了までごみ拾いを続けた
試験は無事終え帰路につく
さすがに全部倒すのはまずかったかな…
周りのことを考えられないから不合格とか…
…やりすぎちゃったよね
溜息をつきながら家に帰った
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名無し - もうめちゃくちゃ好きです！！！！！（大声） (2020年3月2日 2時) (
レス) id: b192d8cc99 (このIDを非表示/違反報告)
朔月 - 夢主と轟が同率１位なら爆豪は三位になるのでは？ (2020年2月27日 18時) (レス) id: 1d90d43033 (このIDを非表示/違反報告)
巻 - 夢主かわいいかよ (2020年2月23日 21時) (レス) id: b1b8613275 (このIDを非表示/違反報告)
ばぐ(プロフ) - 黒武さん» 暖かいコメントありがとうございます！夢主様がヒーローデビューするまでしっかりと見届けたいと思っているので続編ともに今後もご愛読よろしくお願いします！ (2020年2月15日 8時) (レス) id: 6634cf480d (このIDを非表示/違反報告)
黒武(プロフ) - 主ちゃんの派閥妹感すごいかわいいです…。頑張って強くなって、良いヒーローになってほしいです！更新頑張ってください。続きが楽しみです！ (2020年2月15日 0時) (レス) id: 82ef289687 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばぐ
| 作成日時：2020年2月9日 11時
