17話 ページ18
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どうにかこうにか食堂に到着した
廊下ですれ違った緑谷くんは眼球が落ちてしまうんじゃないかというくらい目を見開いていた
「今日は何にしようかな〜」
瀬呂くんがメニューを見ながら楽しそうに選んでいた
「月躬弖は蕎麦か？」
「うん よく覚えてたね」
「ダチの言ったことは覚えてるぜ！」
ガツンと拳と拳をぶつける切島くん
痛そうだけど痛くないんだよね
ありがとうと言えば嬉しそうに笑ってくれる
「おいクソアマ」
「なに？」
「お前先に席取り行ってろや」
顎でクイと空いてる席を示す爆豪くん
言い方はあれだけど彼なりの気遣いなのだ
「ごちそうしてくれるの？」
「んなわけねぇだろ！さっさと行け！」
「はーい」
予想通りの反応をしてくれる爆豪くんをいじるのは少し、いやかなり楽しい
いつも怒ってるけどそういう正確なのだと思えば可愛いものだ
6人がけの机が空いていたからそこに座った
椅子に腰をかけ くるりと周りを見渡すとちょうど斜め向こうの席に葉隠さんと耳郎ちゃん それにヤオモモちゃんを見つけた
向こうも私に気づいてくれたようで手を降れば笑顔で振り返してくれる
数日前まで1人で学校生活を送っていた私には想像できないほど楽しい毎日で本当に幸せだ
「ぼーっとしてんじゃねえよ！」
なんていろいろ考えていれば4人は注文したご飯が出来たようでやってきた
｢おらよ｣と爆豪くんが蕎麦を渡してくれる
「ありがとう」
「…あぁ」
なんだかんだ返事をしてくれるし優しい
「いただきます」と5人で手を合わせてご飯を食べ始めた
やっぱりランチラッシュのご飯は美味しい
ズルズルと蕎麦をすすっていると出汁がブレザーに飛んでしまった
「あちゃー シミになっちゃうだろ」
隣に座っていた瀬呂くんがおしぼりでブレザーをトントンと叩いて染み抜きしてくれる
なんていうか…
「私 瀬呂くんといると駄目人間になりそうな気がするんだけど」
「瀬呂ママってか！」
「確かに瀬呂はお母さんみたいだよな！」
人前で情けない姿を見せることに抵抗があった私だけど今はありのままの姿でいられる
だからついボロも出てしまう
「個性把握テストん時も爆豪のソフトボール投げの爆風でぶっ飛びそうになってたもんな！」
「あれくらいで飛ばされてんじゃねぇよ！！」
爆豪くんも普通に会話を出来るんだ感動
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名無し - もうめちゃくちゃ好きです！！！！！（大声） (2020年3月2日 2時) (
レス) id: b192d8cc99 (このIDを非表示/違反報告)
朔月 - 夢主と轟が同率１位なら爆豪は三位になるのでは？ (2020年2月27日 18時) (レス) id: 1d90d43033 (このIDを非表示/違反報告)
巻 - 夢主かわいいかよ (2020年2月23日 21時) (レス) id: b1b8613275 (このIDを非表示/違反報告)
ばぐ(プロフ) - 黒武さん» 暖かいコメントありがとうございます！夢主様がヒーローデビューするまでしっかりと見届けたいと思っているので続編ともに今後もご愛読よろしくお願いします！ (2020年2月15日 8時) (レス) id: 6634cf480d (このIDを非表示/違反報告)
黒武(プロフ) - 主ちゃんの派閥妹感すごいかわいいです…。頑張って強くなって、良いヒーローになってほしいです！更新頑張ってください。続きが楽しみです！ (2020年2月15日 0時) (レス) id: 82ef289687 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばぐ
| 作成日時：2020年2月9日 11時
